この記事でわかること
- メゾンオルキデオイルの違いについて
- 実際の使用感を美容師が解説

メゾンオルキデオイルはどれがいい?
個人的なおすすめランキングをつけますね!
- ケアオイル・・・しっとり質感のヘアケアオイル。ムスクの香りが最高。
- グロスオイル・・・1番重めのヘアオイル。ポジティブになれる香りでお出かけ前につけたい!
- ティントオイル・・・使用感はイマイチ。黄ばみを抑えるコンセプトも好きじゃない。
髪色を美しく魅せるフレグランスヘアオイル「Maison Orchidée(メゾンオルキデ)」
「日常を特別に。髪色を美しく魅せる新フレグランスヘアオイル」として2025年4月28日に発売されました。
コンセプト
美しさには、もっと可能性がある
Orchidée(オルキデ)とはフランス語で「蘭」を意味します。
その種類は世界に20,000種を超え、地球上で最も繁栄した植物グループとも言われるラン科。
環境に応じて多様な進化を遂げながら、個性を育み、独特の美しさを手に入れた蘭の花々にインスパイアされたMaison Orchidée(メゾンオルキデ)は一人ひとりの異なる魅力を肯定するヘアオイルブランドです。
色も形も違う花々が、それぞれ唯一無二の美しさを持つように変化を楽しみ、 可能性を追い求めるすべての人に、選択肢の広がりを。
現在、3種類発売していますのでどれを買えばいいかわからない人もいるはず。
美容師の僕が違いをわかりやすく解説しますので、購入する際にぜひ参考にしてください!



どれが人気?メゾンオルキデオイルの違いをざっくりと比較
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---|---|---|---|
製品名 | ケアオイル | グロスオイル | ティントオイル |
質感の重さ | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
ツヤ感 | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
使用感 | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
香り | (5.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (2.0 / 5.0) |
おすすめの人 | ダメージが気になる人 ライト〜ミドルダメージの人 ゴワつきが気になる人 | 乾燥毛 ミドル〜ハイダメージの人 髪にツヤがほしい人 髪だけではなく、全身に使いたい人 | ブリーチやハイトーンカラーをしている方 黄ばみや色落ちが気になる方 カラーの透明感を保ちたい方 指通りをよくしたい人 |
香りはどれがいい?|メゾンオルキデオイルの匂いの違い

メゾンオルキデオイルは香りの違いは?
- ケアオイル・・・緊張感を解きほぐして包み込む、心地よいムスクの香り
- グロスオイル・・・“日常”を特別に。高揚感をもたらすフローラルの香り
- ティントオイル・・・クリエイティビティを刺激する、多面的なシトラスの香り
香りにこだわりを持っているのもわかる奥行きのある香りばかり。
それぞれ違いはありますが、単調さはないです!香水のような奥行きと変化を楽しむことができますね!
メゾンオルキデケアオイル|香水オイルとして、使いたくなる商品

内容量&価格(税込) | 100mL 4,400円 20mL 1,650円 |
香り | 緊張感を解きほぐして包み込む、心地よいムスクの香り |
質感の重さ | (4.0 / 5.0) |
ツヤ感 | (4.0 / 5.0) |
使用感 | (4.5 / 5.0) |
コスパ | (4.0 / 5.0) |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) |
使った感想としては。
ヘアケアオイルの中では、仕上がりは重め
仕上がりは結構重めで、髪のまとまりと潤いはしっかり感じることができます。
特にいいと感じたところは、指通りの良さ。
つるんと指通りが良くなるので、ごわつきが気になる人、ダメージが気になる人でも満足度高く使えるヘアオイルです。
髪質は選ぶけど、会う人には最高に合うヘアオイルだね!
ただ、ベタつくオイルではあるので使った後に洗い落とすのは大変。
使用感のマイナスポイントとして紹介しておきますね。
香り

緊張感を解きほぐして包み込む、心地よいムスクの香り
香りの特徴
張り詰めた糸がするするとほどけていくように、心の波を穏やかにする香り。入り口は、ややスパイシーでクセのない甘さのピンクペッパーやナツメグ。爽やかで品のあるベルガモットやアイリスがふわりと柔らかに立ち昇り、ラストノートはそっと顔を覗かせたムスクやアンバーが優しく包み込む。リラックス感のある香りでゆっくりと深呼吸をして、自身を労ることも忘れずに。
奥行きのある香水のような香りで、しっかりと香りが残ります。
スッキリさとムスクの大人っぽさがある、大人の女性につけてほしい香りだと感じました。
使っていて気分が上がるヘアオイルなことは間違いないですね!

メゾンオルキデグロスオイル|爽やかで奥行きのある大人な香りでテンションあがる匂い

内容量&価格(税込) | 100mL 4,400円 20mL 1,650円 |
香り | “日常”を特別に。高揚感をもたらすフローラルの香り |
質感の重さ | (5.0 / 5.0) |
ツヤ感 | (5.0 / 5.0) |
使用感 | (4.5 / 5.0) |
コスパ | (4.0 / 5.0) |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) |
使った感想
爽やかで奥行きのある大人な香り。
仕上がりもかなり重めで、まとまりを楽しめる!
仕上がりはかなり重めで、髪のまとまりと潤いはしっかり感じることができます。
これまでに色々なスタイリングオイルを使ってきましたが、仕上がりの重さはトップクラス。
仕上がりはまさにグロス。
濡れ感を感じつつ、しっとり髪をまとめたい人にはおすすめですね!
テクスチャーもドロっとしているので、さらっとした仕上がりが好きな人は注意してください。
香り

“日常”を特別に。高揚感をもたらすフローラルの香り
香りの特徴
芯からエネルギーが湧き上がるような高揚感をもたらす香り。みずみずしく際立つピーチがぐっと心を掴み、追いかけるように現れるオレンジフラワーやマリンノートは、力に満ち満ちた眩しい太陽を想起する。魅惑的なチュベローズ、しなやかなムスクやシダーウッドでゆっくりと締めくくるフローラルブーケの香調が、日常をより豊かに彩る。気品溢れる香りで、特別感に包まれた一日を。
奥行きのある香水のような香りで、しっかりと香りが残ります。
フローラルの爽やかさとムスク、シダーウッドの大人っぽさを感じる香りだと感じました。
使っていて気分が上がるヘアオイルなことは間違いないですね!

メゾンオルキデティントオイル|黄ばみを抑えるヘアオイルだが、買わなくていい

内容量&価格(税込) | 100mL 4,400円 20mL 1,650円 |
香り | クリエイティビティを刺激する、多面的なシトラスの香り |
質感の重さ | (4.0 / 5.0) |
ツヤ感 | (4.0 / 5.0) |
使用感 | (2.5 / 5.0) |
コスパ | (2.0 / 5.0) |
おすすめ度 | (2.0 / 5.0) |
使った感想としては。
質感はかなり重め。ベタベタするし、香りも好みじゃないから他のシリーズの方がおすすめ。
オルキデは3種類ありますが、個人的には1番使用感、コンセプトともに好きじゃないです。
そもそもティントオイルの必要性を全然感じていません。
どんなコンセプトやねん?と思っています。
ティントオイルのデメリット
つけムラが起こることで、色ムラが起こる
紫の色素を入れて黄ばみを抑えよう!というのはわかるのですが、ムラになりませんか?
ブリーチやハイトーンとしているところに対して綺麗につけることはできないです。
つまり、色ムラの原因に繋がるので使う必要はないと感じています。
もし黄ばみを取りたいなら、ブリーチしているところだけを紫シャンプーで洗う方がよっぽどいい。
なので、黄ばみを抑制するヘアオイルの必要性はないですね!
あえて買わなくていいと思いますね!
香り

- TOP:ネロリ・ベルガモット・オレンジフラワー
- MIDDLE:ジュニパーベリー・ジャスミン・ミュゲ
- LAST:ムスク・パチュリ・バニラ
クリエイティビティを刺激する、多面的なシトラスの香り
香りの特徴
華やかなネロリや爽快なベルガモットを主軸に、ジュニパーベリーやジャスミン、ミュゲなどの色っぽい甘さが絡み合い、上質なパチュリやバニラで個性を解き放つ。甘みや苦みだけに留まらず、次から次へと表情を変えてゆく香りは、思考に深みを生み出す。多面的な香調が、あなたの中に眠るクリエイティビティを呼び覚まします。
フローラルさとバニラの甘さが融合した大人な香りになっています。
ただ、個人的にはあまり好きな香りではなくて、、、
言い方悪いかもしれませんが、おばさんっぽい香りに感じてしまい好きではなかったです。
(おばさんとか言ってすみません。)

まとめ|メゾンオルキデはデザインもおしゃれで使いたくなる!けど、香水オイルの中で1番ではない

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---|---|---|---|
製品名 | ケアオイル | グロスオイル | ティントオイル |
質感の重さ | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
ツヤ感 | (4.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
使用感 | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (3.0 / 5.0) |
香り | (5.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (2.0 / 5.0) |
おすすめの人 | ダメージが気になる人 ライト〜ミドルダメージの人 ゴワつきが気になる人 | 乾燥毛 ミドル〜ハイダメージの人 髪にツヤがほしい人 髪だけではなく、全身に使いたい人 | ブリーチやハイトーンカラーをしている方 黄ばみや色落ちが気になる方 カラーの透明感を保ちたい方 指通りをよくしたい人 |
メゾンオルキデオイルはどれがいい?
個人的なおすすめランキングをつけますね!
- ケアオイル・・・しっとり質感のヘアケアオイル。ムスクの香りが最高。
- グロスオイル・・・1番重めのヘアオイル。ポジティブになれる香りでお出かけ前につけたい!
- ティントオイル・・・使用感はイマイチ。黄ばみを抑えるコンセプトも好きじゃない。
今回は、香水オイルとして人気のメゾンオルキデを比較しました!
成分にも使用感にもこだわりを感じるヘアケアシリーズとなっています。
香水オイルがどんどん人気になっているので、これからに期待ですね!
どれを買えばいいかわからない人の参考になるようにまとめていますので、ぜひ検討してくださいね!
本音
- トラックオイル・・・金木犀
- ロアザオイルブランシュ・・・マルジェラの香り
など、香り重視の香水オイルがどんどん発売しています。

個人的にどれが好きか?と聞かれたら、ロアザオイルをおすすめしています。
使用感、香り、デザイン全てにこだわりを感じるので、好きなんですよね。
一個人の意見ではありますが、気になる方はレビューも参考にしてください!
【香り最高】美容師がロアザオイルブランシュを口コミ成分解析|人気の香り

【購入方法・取扱店】メゾンオルキデヘアオイルはどこに売ってる?ドンキには?



Amazon・楽天・Yahoo!などの大手通販サイト
Amazon | ○ |
楽天 | ○ |
Yahoo! | ○ |
ドンキホーテ・ロフト・東急ハンズなどの実店舗で買える?

ドンキホーテ | × |
ロフト | × |
東急ハンズ | × |
店舗によって在庫状況が変わりますので、正確なことはお店にお問い合わせください。
【FAQ】メゾンオルキデヘアオイルのよくある質問
メゾンオルキデヘアオイルの香り・匂いは?
- ケアオイル・・・緊張感を解きほぐして包み込む、心地よいムスクの香り
- グロスオイル・・・“日常”を特別に。高揚感をもたらすフローラルの香り
- ティントオイル・・・クリエイティビティを刺激する、多面的なシトラスの香り
3種類から好きな香りをお選ぶいただけます!
用途も違うため、何を求めるか?でお選びいただくと失敗も少ないですよ!
メゾンオルキデヘアオイルにはどのような成分が含まれていますか?
◆ツヤ&保湿・・・オーキッドエキス/アルガンオイル
髪色を美しく魅せる保湿成分として、蘭から抽出したオーキッドエキスと、フェアトレード認証取得のアルガンオイルを配合。
◆紫外線ダメージケア&褪色防止・・・チアシードオイル/液状シアバター
コールドプレス製法で抽出。 髪の【ケアオイル専用成分】・ビタミンC誘導体(カラーやパーマで傷んだ髪を補修し、ツヤを与える)・レブリン酸(毛髪タンパク質と結合し、アイロン熱で髪を補強)・メドウフォーム-δ-ラクトン(ドライヤーやアイロンの熱ダメージから髪を守る)メゾンオルキデヘアオイルはどのくらいの量を使えばいいですか?
髪質によって変わるため、試しながら使ってください。
メゾンオルキデヘアオイルはどのような髪質に適していますか?
3種類ともおすすめの人が変わりますので、ぜひこの記事を参考にしてください!
メゾンオルキデオイルはサイズ何種類ありますか?
100mL 4,400円
20mL 1,650円の2つのサイズがあります。
メゾンオルキデヘアオイルの使い方を美容師が解説
使い方の流れ
- 濡れた髪につける
- 目の荒いコームでコーミングする
- ドライヤーで乾かす
- ヘアオイルをつける
実際の使い方を解説していきますね!
ヘアオイルの使い方①|濡れた髪につける
ヘアオイルは熱からのダメージを保護する効果があります。
濡れている髪につけることにより、ドライヤーの熱や乾燥を緩和しますので乾かす前にヘアオイルをつけることが効果的です!
つける際のポイントとしては。

毛先を中心につけること
毛先に近づくにつれてダメージが進行しているからこそ、1番保湿したい毛先を重点的につけてほしいです

また髪の表面は摩擦や紫外線などの影響を受けやすいところではあるのでしっかりケアしてほしいです。

髪の表面ってどの辺なの?
頭の張っているところ(ハチの上)をすくってつけてください!

ただ、髪の表面につけるときに注意点があり、根元からベタっとつけるのはNGです!
NG
- 立ち上がりが悪くなる
- 根元がベタついてしまう
上記の理由がありますので、表面にはつけるけど根本にはつけないようにしてください。
ヘアオイルをつける量は?
- ショート&ボブ・・・1~2プッシュ
- ミディアム・・・2~3プッシュ
- ロング・・・3~4プッシュ
毛量とオイルの質感によって量は変わるので自分の適量を探すイメージでいろいろ試してほしいです。
ヘアオイルの使い方②|目の荒いコームでコーミングする

ヘアオイルを均一に馴染ませるためにコーミングは大切
つけムラがあると毛先のまとまりが悪くなる原因につながりますので、日常のヘアケアに取り入れてほしいです。
1つ注意点をお伝えすると、目の洗いコームを使うこと!
ちょっとしたポイントだけど大切なことね

ヘアオイルの使い方③|ドライヤーで乾かす

自然乾燥は髪を痛める原因なので、絶対に乾かしましょう!
髪が濡れていると髪の表面にあるキューティクルが開いている状態になり、髪は繊細で傷みやすいです。
濡れたまま放置することで髪にダメージを与える原因になりますので、髪をキレイに伸ばしたい人は乾かしてほしいです!
髪をキレイにしてルンルン過ごしてほしいです!
ヘアオイルの使い方④|ヘアオイルをつけます

- ストレート
- コテで巻いた時
ポイントは仕上がりによってつけ方が変わります。
それぞれヘアオイル をつける目的が変わるのでしっかり理解してくださいね♪
【仕上がり】ストレートヘア ver

大切なのは「面のキレイさ」
揉み込んだりしないで、指を通して毛先に馴染ませるのがポイントになります。
毛先を中心につけてもらった後に先ほどと同じように表面にも軽くつけることによりツヤ感がよりわかります♪
コーミングすると絡まりも解けながら、オイルも馴染むのでおすすめです!
【仕上がり】コテ ver

大切なのは「動き」

揉み込むようにして巻いた髪をほぐすイメージでつけるといいです♪
いい意味でムラを作ることでメリハリがつきます!
「注意点」
オイルをつけすぎたり、つけるタイミングでひっぱりすぎるとカールがだれる原因につながるので気をつけてください!

これでヘアオイルのつけ方については終わりになります♪
簡単だけどしっかりポイントを抑えることで、質感は全然変わるからぜひ参考にしてね!
