ヘアスタイル

【美容師解説】切りっぱなしボブの失敗例3選|前髪あり、なしの違いや似合う人の特徴も紹介

*プロモーションを一部含みます。

セットが比較的簡単で取り入れやすい切りっぱなしボブ。

しかし、切りっぱなしボブを取り入れたい一方で失敗はできるだけ避けたいものですよね。

今回は、切りっぱなしボブの失敗例や似合う人の特徴、前髪の有無による違いをご紹介します。

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ぼくのヘアケア
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切りっぱなしボブとは?なぜ流行っている?

引用:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000316478/style/L075562099.html

そもそも切りっぱなしボブとは、毛先を揃えてバッサリとカットしたボブヘアのことを指します。

通常のボブヘアは毛先のカットを細かく調整したり丸め込んだりしながらまとまり感を出します。

反対に、切りっぱなしボブではあえてバッサリ切りそろえることで、質感やこなれ感を演出できるという特徴があります。

切りっぱなしボブが流行っている理由

切りっぱなしボブが流行っているのは主に二つの理由が挙げられるでしょう。

一つめは、あえてバッサリと切りそろえることでこなれ感を出しやすいという点です。

シンプルで簡単なので挑戦しやすく、手軽にオシャレさを手に入れることができます。

二つめはセットが比較的簡単ということ。

少量のオイルやヘアクリームでササッと整えるだけで、まとまり感やオシャレ感を生み出すことができます。

手軽にオシャレを取り入れやすいという点で幅広い世代の女性からの支持を集めており、ここ数年でトレンドとしての地位を確立しています。

40~50代でもおしゃれにスッキリ決まる!

40~50代は、年齢とともに失われる髪のツヤやハリが気になってくる頃です。

そこで切りっぱなしボブにすることで、髪のツヤ・ハリをカバーしてくれる場合があります。

また切りっぱなしボブはすっきりとした印象を見る人に与えるため、若々しさを際立たせることもできるのです。

”タッセルボブ”との違いって?

タッセルボブとは韓国風の髪型の一つで、ぱつっと毛先を切りそろえたボブヘアです。

つまり、切りっぱなしボブとタッセルボブはほぼほぼ同じ髪型と言えるでしょう。

あえて違う点を挙げるとすると、タッセルボブは韓国発ということで、センター分けの根本を立ち上げさせるなど韓国ヘアっぽいスタイリングをする場合があります。

長さ別!切りっぱなしボブの種類

同じ切りっぱなしボブでも、長さによって印象や似合う・似合わないを調整できます。

ここからは長さ別に切りっぱなしボブの特徴をチェックしていきましょう。

リップ~あごラインで揃えるショートボブ

一つめは、リップやあごのラインでカットをするショートボブです。

カジュアルな可愛さを手に入れたい人におすすめの髪型と言えます。

また髪を短めにすることで縦ラインの印象を抑えることができるため、面長で悩んでいる人にピッタリの髪型です。

軽く外ハネさせたり明るいヘアカラーにしたりすることで、さらに抜け感のあるスタイルを楽しむことができます。

王道で可愛い!ミディアムボブ

二つめは、あご下から肩上ギリギリまでの長さで切りそろえるミディアムボブです。

ちょうどよい長さのため、多くの人にとって挑戦しやすく似合いやすい髪型となっています。

セットやスタイリングもしやすい長さであり、初めてボブヘアにするという方にもおすすめしやすい髪型です。

落ち着いた雰囲気が人気のロングボブ

引用:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000306090/style/L112768355.html

毛先が肩下から鎖骨の上ぐらいまであるロングボブは、落ち着いた雰囲気に仕上がるのが特徴です。

外ハネはもちろん、顔周りや髪全体を緩く巻いたり結んだりできるなど、挑戦できるスタイリングに幅があります。

シックな印象が出せるため、大人っぽく仕上げたい場合におすすめの髪型と言えます。

切りっぱなしボブが似合う人の特徴

続いて、切りっぱなしボブが似合う人の特徴を見ていきましょう。

切りっぱなしボブが似合う人の特徴①丸顔or面長

顔の形が丸顔や面長の人は切りっぱなしボブが似合います。

丸顔の人の場合は、切りっぱなしボブにすることで顔の輪郭をシャープに見せることができ、印象をガラッと変えることができます。

また、面長の人が短めの切りっぱなしボブにした場合、縦ラインの強調を抑えて面長感を和らげられる場合があります。

切りっぱなしボブが似合う人の特徴②毛量少なめ

引用:https://beauty.plumehaircare.co.jp/hairstyle_043/

毛量が多いと、毛先を切りそろえた時に髪全体が広がってしまう可能性があります。

そのため、毛量が少なめの人の方が切りっぱなしボブが似合いやすいと言えるでしょう。

ただしカットの仕方や日々のメンテナンスによっては、毛量多めでも切りっぱなしボブを似合わせられることも。

心配な場合は美容師さんとよく相談しながら切ってもらうとよいでしょう。

切りっぱなしボブが似合う人の特徴③柔らかい髪質

引用:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000286768/style/L170212294.html

硬めの髪質の場合も、毛量多めと同様、毛先を切りそろえた時に髪が広がりやすい恐れがあります。

つまり、どちらかというと柔らかい髪質の方が切りっぱなしボブに挑戦しやすいです。

髪質が硬い人は、ミディアム~ロングボブの長さにしてみると髪の広がりを抑えられることがあります。

切りっぱなしボブが似合う人の特徴④くせが少ない

くせが少ないストレートの髪質の人は、切りっぱなしのラインを綺麗に強調できるため、切りっぱなしボブがよく似合います。

スタイリングもしやすいので切りっぱなしボブを維持しやすいという特徴もあります。

あるある!切りっぱなしボブの失敗例〇選

いよいよ、切りっぱなしボブの失敗例を見ていきましょう。

同時に解決策もご紹介するので、どうすれば極力失敗をせずに切りっぱなしボブが実現できるのか、ぜひシミュレーションをしてみてください。

失敗例①毛量が多くて毛先が広がる

毛量が多い人が切りっぱなしボブをした場合、多くが「毛先が広がる」という失敗例に行きついてしまいます。

また、毛先が広がらなかったとしても、毛量のせいで切りそろえた毛先が重たく野暮ったく見えてしまいます。

そうすると切りっぱなしボブのこなれ感やすっきりしたイメージとはかけ離れてしまうでしょう。

解決策:毛先の重さを残しつつ中間の毛を間引く

毛量が多い場合は「毛先の重さを残しつつ中間の毛を間引く」ことで解決ができるかもしれません。

毛先が軽すぎても切りっぱなしボブの魅力が損なわれるので、ある程度毛先の重さは必要になります。

そのため、切りっぱなしボブの施術経験の多い美容師さんによく相談しながら、毛先や中間の髪の毛量を調整してもらいましょう。

失敗例②髪質が硬くて馴染まない

髪質が硬い人の場合、ツンツンとした毛先が悪目立ちしてしまって馴染まない場合があります。

また、シルエット全体も硬い印象が出てしまう可能性があります。

解決策:パーマやカラーを活用して柔らかい雰囲気をプラスする

髪質の硬さは、パーマをかけることである程度柔らかくできます。

硬かったシルエットも、自然なパーマによって動きが出てくるでしょう。

また、髪色を明るくすることで、簡単に柔らかい雰囲気を手に入れることができます。

失敗例③完全ノーセットで野暮ったくなってしまう

セットが簡単な切りっぱなしボブですが、全くセットをしないのはNGです。

「切りっぱなし」というとセットが不要に聞こえますが、あまりにも自然体過ぎると野暮ったくなってしまいます。

解決策:簡単でもよいのでセットを習慣付けよう

切りっぱなしボブは、少量のオイルやワックスで整えるだけでオシャレ感を出せるというのが魅力の一つです。

簡単でも毎日同じでもよいので、必ずセットをする習慣を身につけると良いでしょう。

余裕があれば、ヘアアイロンで外ハネにしたり一部ヘアアレンジをするなどしてスタイルチェンジを楽しむこともできます。

切りっぱなしボブ、前髪あり&なしどちらを選ぶべき?

切りっぱなしボブは前髪の有無でも印象が決まります。

前髪の有無がどのように決めるべきでしょうか?

前髪あり・なしの違いは「見た目のイメージ」

前髪の有無で違ってくるのは見た目のイメージです。

基本的に、前髪があると柔らかくて可愛らしい印象に、前髪がないと大人っぽくクールな印象になります。

前髪のスタイルは「顔の形」で選ぶ!

顔の形によっても似合う前髪のスタイルは決まってきます。

顔のコンプレックスに合う前髪を選択するのもおすすめです。

丸顔さんにおすすめ:前髪なしスタイル

可愛らしい印象の強い丸顔さんには、大人っぽさのある前髪なしスタイルがおすすめです。

眉毛を出すことでクールな印象に見せることができます。

前髪はセンターパートにして軽く巻くことで、女性らしさも残すことが可能です。

面長さんにおすすめ:前髪ありスタイル

引用:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000297847/style/L172477088.html

面長さんには、眉上など短めの前髪ありスタイルがおすすめです。

縦ラインを短くすることで面長感を緩めることができます。

明るめのカラーと短め前髪を組み合わせれば可愛らしさも演出できるでしょう。

ベース顔さんにおすすめ:前髪なしスタイル

横幅の印象を抑えたいベース顔さんには前髪なしスタイルがおすすめです。

センターパートにして束感を持たせることで、上手く輪郭を隠すことができます。

もしも前髪を作る場合は、シースルーバングなど透け感のある前髪にするのがよいでしょう。

逆三角顔さんにおすすめ:前髪なしスタイル

頭のハチ周りが大きい逆三角顔さんは前髪なしスタイルがよく似合うでしょう。

センターパートにして縦ラインを強調することで、おでこの横幅をうまく隠してオシャレ感を出すことができます。

前髪の有無はなりたいイメージで選ぶ!

前髪の有無は顔の形も重要ですが、結局はなりたいイメージで選ぶのが一番です。

「軽めの前髪を作って可愛く見せたい」

「センターパートにして大人なイメージを作りたい」

など、ぜひなりたい姿から前髪を選んでみてください。

切りっぱなしボブのスタイルチェンジ〇選

切りっぱなしボブはちょっとしたヘアアレンジでガラッと印象を変えられるのもポイントの一つです。

最後に切りっぱなしボブのスタイルチェンジ方法を確認しておきましょう!

シンプルでセットも簡単な「ストレート」

引用:https://beauty.hotpepper.jp/catalog/ladys/word%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%96/

まず基本になるのが、髪をしっかりストレートにしてカットのラインを目立たせるスタイルです。

直線的なフォルムになるのでモード感を出すことができます。

ヘアカラーを派手目にしてスタイルはストレートにする、というバランスの取り方もおすすめです。

王道の「外ハネ」「内巻きワンカール」

引用:https://beauty.hotpepper.jp/slnH000717289/style/L225893142.html

ヘアアイロン一つでできる「外ハネ」や「内巻きワンカール」も人気のスタイルです。

少し束感を出すことでこなれ感も演出できます。

柔らかい明るめカラーとの相性もバツグンです。

印象をガラッと変えられる「パーマ」

これまでのスタイリングに少し飽きてきたら、思い切ってパーマをかけてみるのも一つの手です。

印象をガラッと変えられるので、周りと違うスタイルがしたいという方にもおすすめです。

まとめ

ここまで、切りっぱなしボブが似合う人や失敗例・アレンジ方法をご紹介してきました。

ここ数年間トレンド入りし、比較的挑戦もしやすい切りっぱなしボブ。

ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

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