「30、40代から白髪を染めないのは変?」「白髪を染めたくないけど目立たない方法が知りたい」と疑問に思う方はいるのではないでしょうか。
今回は、白髪を染めないメリット・デメリットについて解説します。
女性が白髪を染めない理由や、白髪を染めずに活かす方法も解説しているので、ぜひ本記事を読んで自然体の美しさを実現しましょう。
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Labo編集部
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なぜ白髪を染めない女性がいるの?
- 定期的に美容院へ通うのが手間に感じる
- 髪へのダメージが気になる
- 元々白髪の割合が少ない
年齢とともに増える白髪を染める人が大半の中、白髪を染めない女性もいます。
白髪を染めずに、深みのあるヘアスタイルを活かしている人は、なぜ白髪を染めない選択をしているのでしょうか。
まずは、白髪を染めない女性がいる理由について深掘りします。
定期的に美容院へ通うのが手間に感じる
白髪染めをするには美容院に通う必要があり、定期的に美容院へ行くのが手間に感じることが考えられます。
白髪染めは根本のみを染めるリタッチの施術で完結できることがほとんどですが、費用や行く手間がかかるため、定期的に行くのが億劫に感じる人もいるでしょう。
なお、白髪染めは自分自身でも行えるので、セルフでの白髪染めに慣れている場合、自宅での白髪染めを視野に入れると良いですよ。
髪へのダメージが気になる
白髪染めは、通常のヘアカラーと使用する薬剤が異なりますが、白髪をしっかりと染められるよう、作用の強い染料を使用します。
白髪染めは、白髪が目立ってくる1ヶ月毎に行うことが推奨されており、髪や頭皮へのダメージが気になる人も多いでしょう。
なお、美容室では髪の状態に合わせた薬剤を選定するため、白髪染めの際もダメージを最小限に抑えられます。
自身で白髪染めができる場合、市販の白髪染めにもダメージを軽減できるものがあるので、必要に応じて髪質にあったものを選びましょう。
元々白髪の割合が少ない
一般的に白髪は30代後半から生え始めますが、遺伝や生活習慣によって白髪が少ない人もいます。
白髪は遺伝が大きく関係しますが、健康的な食生活やヘアケアなど、生活習慣によって白髪の進行が遅れている場合も考えられます。
白髪が少ないと、白髪染めにかかる費用や時間を削減できるほか、見た目より若く見られやすいことがメリットです。
なお、白髪の割合が少ないと返って白髪が目立ちやすくなったり、白髪が増えた際に定期的にスタイリングをする必要があります。
白髪を進行させないようにするには、日頃からヘアケアを行ったり、運動や食生活を整えてストレス管理をすることも大切です。
白髪が生える原因
- 遺伝
- 加齢
- ストレス
- 食生活の乱れ
- 喫煙
白髪が生える原因は多くあり、特に遺伝や加齢に左右されます。
しかし、ストレスや食生活の乱れなど、生活習慣を見直して白髪の進行を抑えることができるため、健康的な生活を送ることも重要です。
たとえば、バランスの取れた食事を意識する、適度な運動、ストレス管理、禁煙を始めるなど、生活習慣を改めることで白髪の進行を抑えられます。
白髪が生える原因には、加齢・遺伝のほか生活習慣も関係しているため、日頃から健康的な生活を送る意識をしましょう。
白髪染めをするメリット
- 髪を健康に保てる
- 時間とお金を節約できる
- 根元と毛先の境目が目立たなくなる
白髪染めをするメリットは、髪へのダメージを軽減できる、時間やお金を節約できるなどが挙げられます。
メリットも踏まえて、白髪染めをしない選択肢を取ることも検討してはいかがでしょうか。
それでは、それぞれのメリットについて見ていきましょう。
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
髪を健康に保てる
白髪染めは完全に白髪を染めるため、効果が強い染料を使用しています。
そのため、比較的髪や頭皮へのダメージを負いやすく、髪が傷んだり頭皮が痒くなったりといったトラブルを起こす場合も。
一方、白髪染めをしない場合、薬剤を使うことがないため、健康な髪を保てるメリットがあります。
白髪がある場合、スタイリングを重ねてヘアスタイルに活かせるので、髪を染めない選択肢も一つの手です。
時間とお金を節約できる
白髪染めをしない場合、美容院に通う時間と白髪染めの費用を節約できます。
白髪染めは1ヶ月〜2ヶ月を目安に継続して行う必要があるため、白髪染めを行わない場合、時間と費用を他のことに充てられるのもメリットです。
白髪染めの平均費用は、全体染めで7,000~8,000円前後、リタッチで5,000~6,000円前後で、頻度によってはやや高い出費に感じる人もいるでしょう。
白髪染めをしない選択肢は、大幅に時間と費用を節約できるため、費用や美容院へ行くのが手間に感じる場合、白髪をヘアスタイルの一つとして楽しむのも一つの方法ですね。
根元と毛先の境目が目立たなくなる
白髪染めをすると、白髪が生えていた部分だけが染まるため、新しく生えてきた白髪が目立ってしまうのがデメリットです。
白髪染めをしないことで、根本と髪の毛全体の色味が自然に統一され、根本と毛先の境目が目立たなくなり、自然な髪色を保てます。
白髪を自然と取り入れつつ、ナチュラルな髪色を保ちたい場合は、白髪染めをしない選択肢を選ぶのも良いでしょう。
ただし、白髪を染めないことで見た目の印象が大きく変わるため、ライフスタイルや好みに合わせて白髪を染めるかどうか決めると良いですよ。
白髪染めをするデメリット
- 頭皮や髪にダメージを与える可能性がある
- 白髪が目立つことで実年齢より老けて見える可能性がある
白髪染めをするデメリットについて、見ていきましょう。
頭皮や髪にダメージを与える可能性がある
白髪染めは、白髪を完全に染める必要があるため、比較的強力なアルカリ剤などが含まれています。
そのため、髪のキューティクルが開き、乾燥や切れ毛などのトラブルが起こりやすいです。
また、白髪染めは定期的に新しく生えてくる髪の毛を染める必要があり、染め直す際に髪や頭皮へのダメージが蓄積していきます。
白髪染めは髪や頭皮へのダメージを及ぼす場合があるため、染める頻度を2ヶ月に一度にする、染めた後はヘアケアを行うなど対策が必要です。
白髪染めをした後は、トリートメントや保湿効果の高いシャンプーを活用して、髪と頭皮のケアを怠らないようにしましょう。
白髪が目立つことで実年齢より老けて見える可能性がある
白髪染めを繰り返し行うと、白髪染めの色素が髪の内部で浸透することにより、髪全体の明るさや透明感が失われやすいです。
濃い白髪染めを繰り返し行うことで、髪の内部に染色が蓄積していき、髪全体が重く見えることもあります。
自然な髪の毛に混じり、白髪染めをした部分はくすんだように見えるため、髪のツヤや透明感が減ってしまうことも。
白髪染めを行う際は、髪の透明感や質感を考慮するために、適切な色味のものを選択することが大切です。
白髪を染めない方法はある?
- 白髪があるありのままの状態で過ごす
- 白髪を隠す
- 明るい髪色にして白髪を馴染ませる
白髪を染めない場合、髪色やヘアスタイルによっては白髪が目立ってしまうことがあります。
ここからは、白髪を染めずに自然な髪色を叶える方法について解説します。
白髪があるありのままの状態で過ごす
白髪を染めない方法として適切なのが、白髪があるありのままで過ごすことです。
年齢とともに白髪が気になり、白髪染めを行う人が多いですが、白髪がある自分自身を受け止めることも大切。
白髪は一般的に30代後半から生えてくるため、大人の深みを感じられるのが魅力です。
白髪をそのまま受け入れることで、自然体の美しさを実現でき、自分だけのスタイルを持てる魅力もあります。
白髪を隠す
白髪を染めない方法として、白髪を隠して見えないようにする方法もおすすめです。
たとえば、分け目を変えて白髪が目立つ部分をカバーしたり、帽子やカチューシャを活用して見えないようにしたりなど、さまざまな方法があります。
ショートやミディアムヘアの場合、ワックスやスプレーで髪に動きを付けて自然となじませましょう。
ロングヘアの場合は、白髪が生え際に集中しているなら、髪を結ぶことで自然と隠すことができますよ。
明るい髪色にして白髪を馴染ませる
地毛より2〜3トーンほど明るい色に染めて、白髪を自然と馴染ませる方法もおすすめです。
全体を明るく染めることにより、地毛と白髪のコントラストが浅くなり、白髪が目立ちにくいメリットがあります。
ただし、髪全体を明るく染めるのは、髪や頭皮にダメージを与えるため、継続的なヘアケアが欠かせません。
このように、ヘアカラーを活かして白髪を自然に馴染ませたい場合、明るい髪色に挑戦してみるのも良いでしょう。
白髪の進行を抑えるためには日頃のケアが大切
- 頭皮マッサージを行う
- 健康な髪づくりのために食生活を意識する
- カラーシャンプーやカラートリートメントを使用する
白髪の進行を抑えるためには、頭皮マッサージをしたり生活習慣を見直したりと、対策をすることが大切です。
中でも食生活や喫煙など、生活習慣は白髪が進行する原因となるため、健康的な生活習慣を意識すると良いですよ。
中でも、頭皮マッサージは空き時間やお風呂の時間など手軽にしやすく、毛根に栄養を届けて髪のハリやコシが期待できます。
爪を立てて行うと頭皮を傷つけてしまうので、必ず指の腹を使って優しくマッサージしましょう。
おすすめのカラートリートメント

白髪を染めない女性もいる!ヘアケアで悩んでいる場合は美容院を検討しよう
今回は、白髪染めをしないメリット・デメリット、白髪を活かす方法について解説しました。
白髪は年齢とともに生えてきますが、白髪染めをしない道を選ぶことも自分のスタイルを大切にしていて、自立した女性像を実現できます。
ただし、白髪を染めない場合、かえって白髪が目立つこともあるため、適切なヘアスタイルや白髪を生かしたヘアカラーを検討するのも良いでしょう。
本記事で解説したことを踏まえ、自分にしかないヘアスタイルを叶えましょう。