今回は【ワックスの選び方】について解説していきます。
きっと男性なら一度は思ったこともあるかもしれません。
そんな人のためにいろいろなスタイリング剤を使ってきた美容師の僕がまとめさせていただきす!
こんな方におすすめ
- ワックス選びに困っている人
- どんな種類があるか知りたい人
- 美容師の意見が聞きたい人
ちなみに今回の記事を読んでいただければワックスの基本はわかります!
どんな種類があって、髪質による選び方の違いなどなど。
基本さえ理解していれば自分に合うスタイリング剤を選びやすくなるはずです。
男性はスタイリングしてナンボ。
カッコよくしてナンボ。
女性に素敵と思われてナンボ。
ではしっかり解説しますのでぜひ参考にしてください。
ワックスは4種類ある
ファイバーワックス
- 毛束を動かすスタイルに向いている
- 髪馴染みがいいので使いやすさはたまらん
- 油分が多いためツヤ感がでる
- 普通~硬毛におすすめ
マットワックス
- マットな質感(ツヤがない・少ない)
- 軽やかさとベタつきのなさ
- ショート〜ベリーショート
- 軟毛・ペタっとしやすい人にはおすすめ
- 硬い質感が多く使いにくさはある
クリームタイプ
- ファイバータイプとクレイタイプの中間に位置する
- 適度なツヤ感とセット力があり、ナチュラルなスタイルに向く
- 軟毛・ペタっとしやすい人にはおすすめできない
- 初心者向きではない
ジェルタイプ
- 圧倒的ツヤ感
- カジュアルからフォーマルまでいける
- セット力が強いのでホールド力は間違いない
- 手直しが効かないので腕は必要
ファイバーワックスをもっと詳しく
繊維(ファイバー)が含まれ、糸を引くように伸びる性質のあるワックスになります。
そしてこのファイバーが1番のポイント。
ビヨーンと伸びるので扱いやすく、なにより髪馴染みがたまらなくいいんです。
束感もしっかり作ることができますし、油分もあるスタイリング剤ではありますのでツヤ感に関してもお手の物。
3つの中では1番万能性が高いのが特徴になります。
この使いやすさもあり、いま1番主流なワックスになります。
ただ髪質によっては油分が多いことによるペタっと感が気になる人もいるかもしれません。
ふわっと感や軽さがほしい人はつけすぎは注意ですので少しずつ使ってもらって好みの質感を探りながら使っていただければと思います。
マットワックスをもっと詳しく
名前の通りマットな質感(ツヤがない・少ない)が特徴になります。
圧倒的なキープ力がありながらベタつきがなく、軽い仕上がりになるのでふわっとしながらも硬まるのが優秀なポイントになります。
ふわっとしながらも動きを作るのでペタっととしやすい軟毛の人におすすめしやすいワックスになります。
ただ、、、硬めの質感のものが多くなっていて伸びが悪く馴染みにくいのが難点ではあります。
良し悪しがはっきりしているワックスになりますので使う人を選ぶので気をつけてくださいね!
補足
クレイワックス、ドライワックスということもあるが基本的にどれも同じです。
クリームタイプをもっと詳しく
ファイバータイプとクレイタイプの中間に位置するのがクリームタイプになります。
柔らかく、程よいツヤ感とセットのしやすさが特徴になっていますがキープ力がそこまでないので軽くまとめるワックスと思ってください。
硬めすぎず、まとまらなすぎずなナチュラルなスタイルばっちりハマるワックスになります。
ただ水分量と油分量は多いので軟毛・ペタっとしやすい人にはおすすめしにくいこと。
セット力も弱いものが多いので初心者にはおすすめはしにくいワックスになります。
自分のスタイルが決まっている人にはたまらないワックスになりますのでいろいろ試したあといに検討してほしいです。
ジェルタイプは「圧倒的ツヤ感」
ジェルタイプは先ほど紹介した3つとは少し違いますが、一緒に紹介されることが多いのでまとめて紹介します。
簡単にまとめるなら、、、圧倒的なツヤ感。
セット力がありながら、ツヤ感とウェット感を出してくれるのがジェルタイプの素晴らしいところになります。
濡れ髪っぽい質感を作るのはもちろんのこと、がっちりと固めたフォーマルなヘアスタイルにもおすすめになります。
ただホールド力がかなり高いので一度スタイルを作ると手直しができないには注意点としてあげることができます。
使い込ませば1日ヘアスタイルをキープしてくれる優秀なスタイリング剤なのは間違いないのと大人色気が出るとは思いますので使ってほしいスタイリング剤の一つになります。
補足
ツヤ感を出すと考えた時にグリースもあります。
ワックスではないけど、スタイリング剤の一つとして優秀になりますので検討してもいいとは思います。
メンズヘアで失敗しない選び方について
ポイント
- 髪質
- 仕上がり
- 長さ
「髪質」によって変える
剛毛・硬毛はファイバータイプを選ぶ
剛毛はまとまりにくく、スタイリングしても動きが出にくい髪質になります。
硬毛特有のゴワゴワ感をとるためにも油分が多いワックスを使ってツヤ感を出すことが大切になります。
つまり、、、油分も多く、ツヤ感も出せる、さらに扱いやすいファイバーワックスは硬毛・剛毛にめちゃくちゃおすすめになります。
逆にいうとマット・クレイワックスは油分が少ないのもありゴワゴワ感はもっと気になってしまい向いていません。
軟毛はマットワックスを選ぶ
軟毛は1本1本の毛が細いのもあり、どうしてもペタっと感が気になりがち。
油分が多いワックスを選んでしまうと髪の毛が重くなってしまい、ふわっと感はなくなってしまいます。
だからこそ、セット力はありながら油分が少ないマットワックスが向いています。
仕上がりで決める
どんな仕上がりが好きかで決めるのも大切なポイントになります。
ヘアスタイルはそうですが、質感によってもかなり印象は変わります。
いろいろな仕上がりがありますが今回は大きく3つに分けますのでほしい質感をみてほしいです。
マットに仕上げる
ツヤ感や濡れ感がないので1番ナチュラルな質感になります。
動かしたいけど決まりすぎてる印象がやだ。
ラフな雰囲気が好きだからやりすぎていないヘアスタイルが好き。
なんて人にはおすすめの質感になります。
ウェットに仕上げる
濡れ感を出すにはジェルワックスが1番おすすめ!
濡れ感はセット力ではなく、ツヤ感が1番大切になります。
今回紹介したワックスの中では1番ツヤ感を出すことができるのがジェルワックスになります。
補足
今回紹介はしていませんが、グリースもツヤ感がしっかり出るのでおすすめになります
束感・動きをしっかり出したい人
動きがほしい人はセット力はもちろんのこと、適度な油分があるスタイリング剤の方が束になりやすいのでファイバータイプがおすすめになります。
またつけムラがあるとかっこつかないので全体に馴染ませやすい使いやすさも確認してほしいポイントになります。
髪の毛の長さで決める
- ロングヘア→1〜2
- ミディアム→3〜4
- ショート→5〜6
スタイリング剤は番号表記で強さを表していることが多くなっています。
番号が小さいほど弱く、大きいほどセット力が強くなります。
ヘアスタイルによっても変わりますが、基本的には短ければ短いほど番号は大きくていいです。
逆にロングなのに番号の大きいスタイリング剤を使ってしまうとヘアスタイルに馴染まないので結果的に思っている仕上がりとはかけ離れてしまいます。
なので髪の毛の長さでスタイリング剤を選ぶことも大切になりますのでお忘れなく!
まとめ
今回はワックスの選び方について解説しました。
僕が1番理解して欲しかったことはワックスは4つあるということ。
ファイバーワックス
- 毛束を動かすスタイルに向いている
- 髪馴染みがいいので使いやすさはたまらん
- 油分が多いためツヤ感がでる
- 普通~硬毛におすすめ
マットワックス
- マットな質感(ツヤがない・少ない)
- 軽やかさとベタつきのなさ
- ショート〜ベリーショート
- 軟毛・ペタっとしやすい人にはおすすめ
- 硬い質感が多く使いにくさはある
クリームタイプ
- ファイバータイプとクレイタイプの中間に位置する
- 適度なツヤ感とセット力があり、ナチュラルなスタイルに向く
- 軟毛・ペタっとしやすい人にはおすすめできない
- 初心者向きではない
ジェルタイプ
- 圧倒的ツヤ感
- カジュアルからフォーマルまでいける
- セット力が強いのでホールド力は間違いない
- 手直しが効かないので腕は必要
この4つのワックスを自分の髪質やほしい仕上がりにあっているかをまず確認してほしいです。
ちょっと違うかもと思ったら違うワックスに変えてください!
全然決まらないヘアスタイルがもしかしたら解決するかもしれません!
男性って化粧もしないのでどうしても印象を変えるのが難しいです。
唯一簡単に変えることができるのが、、、ヘアスタイル。
ワックスを変えて質感を変える。
雰囲気を変えていつもと違ったあなたをぜひ楽しんでほしいです♪