この記事でわかること
- 若白髪が生えてきた時の対処法
- 白髪染めすることはおすすめしていない
- 美容師目線でわかりやすく解説
まだ若いのに白髪が気になるんだよね
若白髪に悩んでいる人に向けて美容師がまとめさせていただきました!
白髪の生える平均は35歳前後と言われていますが、それよりも早いタイミングで生える白髪のことを若白髪と呼びます。
学生で白髪に悩んでいる人は意外に多く、対策を知りたい人もいるはずです。
ただ、白髪染めはできればしてほしくない!ということを美容師目線で解説しています。
少しでも悩みが減るようにまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
若白髪とは?|10代・20代で生えてくる白髪のこと
若白髪と聞くと名前の通り、若くして生えてくる白髪のことをいいます。
ただ、明確な定義はないので〇才に白髪があるから若白髪!というわけではありません。
白髪が増えてくる35歳前後より、若い10代・20代に生える白髪のことを若白髪と呼ぶと考えてください。
平均より早い場合は若白髪と呼ぶ可能性が高いんだね
若白髪の対処法は年代や学校によって変わる
若白髪の対処法は○○だ!と言い切れず、環境によっておすすめの方法が変わる
環境によって違うってどういうこと?
1番違うところはヘアカラーができるのか、できないのかになりますね。
それぞれ解説していきますので、自分がどっちの環境にいるかを照らし合わせてください!
若白髪の対処法|10代の中学生、高校生とヘアカラーができない人におすすめ
- 白髪を抜かないで根元から切る
- 白髪部分にだけカラートリートメントを使う
- 白髪染めをする
白髪を抜かないで根元から切る
白髪が生えてきた時に、抜くのはNGなの?
白髪はハサミで根本からカットしてほしいです!
白髪を抜くと毛根を痛めてしまう可能性がありますからね
白髪は抜くと増えるとか、抜いたらハゲるというような噂がありますがこれらは間違いです。
正しくは、白髪を抜くと毛根にダメージがあるので、炎症が起きたり毛穴が歪むなどの影響がある可能性があります。
これを繰り返すと最悪は髪の毛が生えてこなくなる可能性がありますので、基本的に抜くことはしないで根元から切っていただくことが1番おすすめです!
白髪部分にだけカラートリートメントを使う
白髪トリートメントってどんな効果があるの?
白髪に塗ることで、ほんのりと白髪が染まる効果があります!
気になる白髪部分をカラートリートメントで染めることで、白髪をカバーできます。
カラートリートメントは髪へのダメージがほぼないので気軽に使うことができること。
また若白髪は量が少ないのでほんのりと染まるだけでもかなり馴染むます。
若白髪で一部に生えているということであれば、その部分に対してカラートリートメントを使えば十分な対策になるでしょう。
若白髪を染めるには効果的ですね!
白髪染めをする
若いのに白髪染めって抵抗あるな
染料が濃くてデメリットもあるので理解が必要ですね
白髪染めはカラートリートメントなどに比べると強い染料を使っていて、染める力が強いので白髪をきっちりと染めたい場合には良いと思います。
注意点として、少なからず髪へのダメージがありますので髪がパサつく可能性があります。
セルフカラーでも染めることはできますが、若白髪の場合はできれば美容院に行って、プロの美容師に相談すると良いでしょう。
なるべくダメージの少ない方法や自然な薬剤の使用など、プロ目線で色々なケアをしてくれるはずですよ!
【白髪染めをやめておしゃれ染めにするには?】美容師が違いをわかりやすく解説
若白髪の対処法|10代、20代でヘアカラー可能な学校、大学生におすすめ
- 白髪を抜かないで根元から切る
- ヘアカラーをして髪を明るくする
白髪を抜かないことについては先ほどと同じになりますので、割愛させていただきますね!
ヘアカラーをして髪を明るくする
ヘアカラーで全体の髪の色を明るくすれば、白髪が全体になじんで目立たなくなります。
白髪の量にもよりますが、白髪そのものの対策をしなくても、ヘアカラーによってなじませることで、若白髪の対策は十分できます。
白髪は基本的に目立つものですが、その理由は全体の髪が黒いのに対して一部が白いと、色のコントラストができるからです。
なので、全体の色を黒ではなくもっと明るい色にしてあげれば、白髪はあまり目立たないようにすることができます。
ヘアカラーで髪を明るくして、コントラストをなくして馴染ませることが目的ね!
若白髪に白髪染めをおすすめしない2つの理由
- 白髪染めをしても新しく生えてきたら染めないといけない
- 将来、髪を明るくするときに明るくならない原因になる
若白髪に白髪染めを使わない方がいいのかな?
2つの理由がありますので、1つずつ解説していきます!
白髪染めをしても新しく生えてきたら染めないといけない
白髪染めを使って白髪を染めると、その時はしっかり黒く染まるので良いのですが、時間が経つとどうなるのか。
根元だけ白髪になることでさらに目立ってしまう可能性があります。
ベースの色が黒い髪に対して、新しく生えてきた白髪だけが明らかに白いと、色のコントラストでそこだけがくっきり目立つからです。
このため、一度白髪染めで全体をしっかりと黒くすると、新しく生えてきた白髪が目立ちすぎてしまうので、どうしてもまた染めないといけない状態になります。
さらに、白髪染めは髪へのダメージも頭皮へのダメージも大きいので、若いうちから白髪染めを頻繁に使うことはおすすめできません。
若白髪の対処法としては、できれば白髪染めは避けたほうが良いですね
将来、髪を明るくするときに明るくならない原因になる
白髪染めの薬剤は、白髪をしっかりと染めなければいけないという性質上、とても濃い染料が使われています。
この濃い染料によってしっかりと白髪を染めることができるのは確かですが、一方でその後に髪を明るくしたいと思った時に、濃い染料で染まっているせいで明るくできなくなります。
染料の染める力は、濃くて暗いトーンになればなるほどしっかり染まり、明るいオシャレ染めと呼ばれる薬剤の染料では、あまり黒くは染まりません。
白髪をちゃんと黒くするという白髪染めの性質上そこには必ず濃い染料が含まれているので、それで染めた後に明るくするというのは難しくなります。
白髪染めをすると明るくするときに困る可能性があることは理解してほしいね
若白髪を目立たないようにするならカラートリートメントがおすすめ
- 白髪染めと比較をして、ダメージが少ない
- セルフカラーで気軽に染めることができる
- ヘアカラーと比較をするとコスパがいい
若白髪を目立たなくさせるための対策としては、カラートリートメントがおすすめです。
カラートリートメントは何より白髪染めなどに比べてダメージが少なく、またセルフカラーでも失敗が少ないという特徴があります。
セルフカラーでいつでも気軽に、お風呂場などでさっと染めることができるということで、手間やコストの面でも優秀です!
気軽に白髪を染めることができるのは嬉しいわ!
1度で完璧に染まらない商品もありますが、回数を重ねることで白髪が目立たなくなること間違いなし!
髪へのダメージが少ない分、染める力としては少々物足りない可能性もありますが、一度カラートリートメント試していただくのがおすすめです!
若白髪が目立ってしまい悩んでいるという方は、白髪染めをする前に、まずはカラートリートメントすることを考えてみてください。
まとめ|若白髪にはカラートリートメントを使うことがおすすめ
今回は若白髪に白髪染めを使うことはNG!ということを解説させていただきました。
白髪染めは髪へのダメージもありますし、明るくする際に邪魔をしてしまう可能性があります。
若白髪でしたら、そこまで量もないとは思いますのでカラートリートメントで馴染ませることがおすすめになります。
ヘアカラーできる人は髪を明るくして馴染ませることもおすすめなので、明るい髪色を楽しんでください!