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【白髪ぼかしハイライトをする前に見て!】美容師がデメリットも解説|40代・50代におすすめ

*プロモーションを一部含みます。

この記事でわかること

  • 白髪ぼかしハイライトとは?
  • 白髪ぼかしハイライトのメリット、デメリット
  • 白髪染めと比較をしたらどうなるか
  • おすすめの人、おすすめではない人の違いについて

最近、白髪ぼかしハイライトというのをよく聞くけど一体なんなの?

ハイライトをすることによって、白髪と黒髪のコントラストを馴染ませる技術になります!
トレンドの高いメニューなので美容師目線で解説していきますね!

ここ数年で一気にトレンド入りした白髪ぼかしハイライト。

  • 白髪染めをしていると髪を明るくすることはできない
  • 根元のコントラストが気になることから定期的なヘアカラーが必須

など、今までの白髪染めの理念を変えてくれるメニューこそが白髪ぼかしハイライトになります。

これからどんどんやる人は増えるだろうし、人気は継続していくはずなので、知らない人のためにわかりやすく解説させていただきます!

あまり語られないデメリットもしっかり解説してますので、参考にしてください!

【この記事の著者】

ぼくのヘアケア
Labo編集部

髪がキレイになる手伝いをする」をテーマに、ヘアケアに関する役立つ情報を届けるメディア。
実際に使用した商品のみをレビューすることをポリシーに掲げ、忖度なしのレビューを届けます。

【監修者】

  • 表参道で美容師を10年
  • ヘアケア商品が大好きなヘアケアマニア
  • ”実際に使った商品のみ”をレビュー
  • 価格.comマガジンの公式ライター
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白髪ぼかしハイライトとは?|ブリーチをすることで明度差をぼかすこと

線状のブリーチを入れて白髪を馴染ませる

ハイライトとは、細かく毛束をとっていき、線状にブリーチを入れていく技術。

髪に明度差をつけることで立体感を出すことができますが、このハイライトを白髪と組み合わせることが最近のトレンドになります!

ハイライトを入れることで、白髪をぼかしながら脱白髪染めができます。

全体をブリーチしないことで、根元と毛先の色を馴染ませるのが脱白髪染めハイライトの魅力です!

しかし、ハイライトはブリーチを使ったやり方になるので髪のダメージ管理は必須です。

担当される美容師さんとよく相談をしましょう!

脱白髪染めは美容師の技術が大切になります。
ハイライトが上手い美容師、脱白髪染めを推している美容師にお願いすることが必須になります。

白髪が染まらないのに白髪が隠れる理由|明度差がないことで白髪が馴染む

白髪ぼかしハイライトは地毛と白髪を自然に馴染ませる

白髪ってすぐに目立つわね、、、白髪染めしたばかりなのに。

白髪が1センチでも伸びたらすぐに気づくのは、コントラストがはっきりしているからなんです

白と黒は反対の色なのもあり、お互いの色を際立たせてしまいます。

白髪染めをしないで、白髪をぼかすなら全体の明るさを少しでも上げることで白髪がなじみます。

白髪ぼかしハイライトは、コントラストをブリーチでぼかすことで明度差を少なくする技術ですね!

白髪ぼかしハイライトのメリット|新しいヘアスタイルを楽しむきっかけになる

  1. 白髪染めではできない明るさにすることが可能
  2. 白髪との境目がくっきりしないので、白髪が目立ちにくくなる
  3. 頭皮への刺激を抑えることができる
  4. 動きのあるヘアスタイルを楽しむことができる

メリットは4つありますので1つずつ解説していきます!

メリット①|白髪染めではできない明るさにすることが可能

ヘアカラーで1番明るい色は13トーン

ブリーチだからできるハイトーンカラー

白髪ぼかしハイライトはブリーチを使うので、通常のカラーでは難しいハイトーンカラーも可能です。

白髪が生えているから暗い色にしないといけないわよね

と思っていた女性でも、今までとは違う髪色、ヘアスタイルを楽しむことができます。

ずっと暗い白髪染めをしてきた人にこそ、白髪ぼかしハイライトはおすすめです。

メリット②|白髪との境目がくっきりしないので白髪が目立ちにくい

引用:TERRACE

ブリーチが白髪と地毛を馴染ませることができる

先ほども説明した通り、白髪と地毛のコントラストが白髪を目立たせます。

白髪ぼかしハイライトは、コントラストをぼけさせるので白髪が目立ちにくいです。

明るくすることで白髪染めをしないで済むようになるのがメリットです!

白髪と地毛の量のバランスによって、ハイライトの多さも変わってきます。
美容室で白髪ぼかしハイライトを頼む場合は、「どのくらいハイライトが必要か?」相談するようにしましょう。

メリット③|頭皮への刺激を抑えることができる

ホイルワークで頭皮につかないようにブリーチをする

ホイルワークは必要な毛束のみをすくって、周りの髪につかないようにブリーチする技術です。

そのため、通常の全体染めのように根元にブリーチをつけずに髪を明るくすることができるため、頭皮への負担を減らすことができます。

白髪染めは頭皮への負担が大きいから肌が弱い人は嬉しいね!

メリット④|動きのあるヘアスタイルを楽しむことができる

明度差がつくので、立体的なヘアスタイルになる

  • 地毛の黒
  • 白髪の白
  • ハイライト

明るさが違う3色になることにより、白髪ぼかしハイライトをすると髪に動きや立体感が生まれます。

3色が馴染むことで、髪に自然な陰影がつくので角度によって全然見え方が変わるのが特徴です。

白髪ぼかしハイライトのデメリット|ブリーチのダメージと白髪への対応

  1. 白髪が染まるわけではない
  2. ブリーチを使うので髪のダメージは大きい
  3. パーマや縮毛矯正ができなくなる可能性が高い
  4. 色落ちが白髪染めよりも早い
  5. 難易度が高く、美容師によって仕上がりが大きく変わる

ブリーチを使うこともあり、デメリットはあります。
デメリットを理解した上で検討してほしいです!

デメリット①|白髪が染まるわけではない

明るくするブリーチを使うため、白髪を染めることがはできない

ハイライトはあくまで色を明るくする技術になりますので、白髪を染めるわけでありません。

地毛の黒色を明るくすることによって白髪と馴染ませることが目的になるので、白髪は白髪のまま残ります。

白髪ぼかしハイライトは、あくまで地毛と白髪をぼかす技術です。

白髪までしっかり染めたい方は、あまり向いていませんね

デメリット②|ブリーチを使うので髪のダメージは大きい

ブリーチは髪へのダメージが大きい

白髪ぼかしハイライトは、ブリーチを使うため髪へのダメージが大きいです。

全体ブリーチと比較するとポイントでブリーチをするため、全体ブリーチほどは痛みませんが指通りは確実に悪くなります。

今までブリーチを経験したことがない人からすると指通りの悪さには驚くと思います

最近はケアブリーチなど、比較的ダメージを抑えながら明るくする方法も出てきています。
ただ、いくらケアしようとブリーチなのでパサつくことは間違い無いのでご注意ください。

デメリット③|パーマや縮毛矯正ができなくなる可能性が高い

ブリーチした髪は、パーマや縮毛矯正はできないことがほとんど

ブリーチを使う白髪ぼかしハイライトをすると、パーマや縮毛矯正が難しくなります。

これはブリーチしたことで髪の内部が傷んでしまい、キレイにパーマや縮毛矯正がかからないこと。

また、ダメージに髪が耐えることができずにチリチリになってしまう可能性があるからです。

あれ?ネットでブリーチをしてもパーマや縮毛矯正しているのを見たよ

確かにブリーチをしてもパーマや縮毛矯正をしている人はいますが、髪の状態によります。
ほとんどのケースでできなくなるので注意してください。

どうしてもパーマや縮毛矯正をしたいなら、技術の高い美容師を探していただき相談することがおすすめになります。

ネットの情報は信じすぎないようにしてください。
美容の知識が少ない人が書いている記事が多くて、無理なオーダーを受けることも多くて美容師はヒヤヒヤしています。

デメリット④|色落ちが白髪染めよりも早い

ハイトーンカラーの色落ちは早い

白髪ぼかしハイライトに限らず、ブリーチを使うとカラーの色落ちは早いです。

特に白髪染めから切り替えた人は、色落ちの早さに驚く可能性が高くて注意が必要です。

白髪染めとハイトーンはケアの仕方も違いますので、少しずつ慣れていく必要があります。

白髪ぼかしハイライトしたら、何をして綺麗な髪色をキープすればいいの?

ブリーチした髪は時間が経つと、黄色っぽく色落ちすることが多いです。
黄ばみを抑えてくれるカラーシャンプーを使うと色をキープできますよ!

ハイライトカラーにはカラーシャンプーを使って、色を補う、色を足すことが必須になります!

黄ばみを取りたいならムラサキシャンプー(通称ムラシャン)を使うことがおすすめ!

黄色の反対色の紫が黄ばみをとってくれて、綺麗な髪色をキープしてくれます!

おすすめのムラシャン

デメリット⑤|難易度が高く、美容師によって仕上がりが大きく変わる

白髪ぼかしは難易度が高くて、経験とセンスが必要になる

白髪ぼかしハイライトは、誰でもできるようなカラーではありません。

白髪染めとブリーチの2つを高いレベルで使える美容師さんの特殊技術です。

そのため、白髪ぼかしハイライトをするなら専門の美容師さんを探す必要があります。

特にSNSに載ってるような、白髪ぼかしハイライトは日本でもトップクラスの美容師がやっているので、同じクオリティの人を探すのは大変です

注意点|白髪ぼかしハイライトは40・50代の白髪が多い人に検討してほしい

白髪ぼかしハイライトは白髪の量が少ないとプリンになる

40・50代におすすめってどういうこと?

白髪ぼかしはあくまで白髪をぼかすために使います!
白髪が少ないと地毛が生えてきたときに根元が黒くなってしまい、黒が気になってしまうんです

立体感を出そうとして、ハイライトを入れるのはいいのですが根元が黒くてプリンになってしまうとハイライトの頻度を高める必要があります。

白髪の量は個人差がありますが、30代ではあまり白髪の量は多くないとは思いますので、あえて白髪ぼかしをする必要はありません。

トレンドに乗ってブリーチして後悔してほしくないからこそ、自分に合うかどうかは見極めてほしいです

白髪染めと白髪ぼかしハイライトを比較

白髪染め

メリット
デメリット
  • 白髪を染めることができる
  • 全体を均一に染めることができる
  • 色持ちがいい
  • できる明るさに限界がある
  • 白髪と地毛の境目がわかりやすい
引用:TERRACE

白髪ぼかしハイライト

メリット
デメリット
  • 白髪染めではできない明るさにすることが可能
  • 白髪との境目がくっきりしないので、白髪が目立ちにくくなる
  • 頭皮への刺激を抑えることができる
  • 動きのあるヘアスタイルを楽しむことができる
  • 白髪が染まるわけではない
  • ブリーチを使うので髪のダメージは大きい
  • パーマや縮毛矯正ができなくなる可能性が高い
  • 色落ちが白髪染めよりも早い
  • 難易度が高く、美容師によって仕上がりが大きく変わる

白髪ぼかしハイライトがおすすめの人

  • 明るい髪色にしたい人
  • 頭皮が弱くて、毎回白髪染めが辛い人
  • ヘアケアにもこだわっていただける人
  • 立体感のあるおしゃれヘアを楽しみたい人

白髪ぼかしハイライトがおすすめではない人

  • 髪のダメージを気にする人
  • 定期的なメンテナンスがめんどくさい人
  • 落ち着いた印象が好きな人

まとめ|白髪ぼかしハイライトは難易度は高いが、新しいトレンドを生んでいる

メリット
デメリット
  • 白髪染めではできない明るさにすることが可能
  • 白髪との境目がくっきりしないので、白髪が目立ちにくくなる
  • 頭皮への刺激を抑えることができる
  • 動きのあるヘアスタイルを楽しむことができる
  • 白髪が染まるわけではない
  • ブリーチを使うので髪のダメージは大きい
  • パーマや縮毛矯正ができなくなる可能性が高い
  • 色落ちが白髪染めよりも早い
  • 難易度が高く、美容師によって仕上がりが大きく変わる
  • 白髪染めをしていると髪を明るくすることはできない
  • 根元のコントラストが気になることから定期的なヘアカラーが必須

など、今までの白髪染めの理念を変えてくれるメニューこそが白髪ぼかしハイライトになります。

ハイライトを使うことで、明度差をなくし立体感を出すことにより、白髪もなじみ、今までにない新しいヘアスタイルを楽しむこともできます。

美容師の技術力が問われたり、ブリーチすることで髪のダメージが大きいなどデメリットははっきりしていますが、白髪染めにないメリットもたくさんあります。

白髪ぼかしハイライトのメリット、デメリットを比較していただいた上で、ぜひご検討いただければと思います!

白髪ぼかしハイライトのQ&A

  • 白髪ぼかしハイライトはセルフでもできる?
  • 白髪ぼかしハイライトが上手い美容室の見つけ方は?
  • 白髪ぼかしハイライトのメンテナンスはどうするの?
  • 白髪ぼかしハイライトで色は選べる?アッシュにしたい場合は?

よく聞かれる質問に回答していきます!

白髪ぼかしハイライトはセルフでもできる?

ブリーチを使うこと、細かく筋状でホイルワークができないのでやめてほしい

白髪ぼかしハイライトが上手い美容室の見つけ方は?

インスタグラムをはじめとするSNSで見つけるのがいい!お店よりは人を探すのが◎

白髪ぼかしハイライトのメンテナンスはどうするの?

根元が伸びてきて、白髪の印象が強くなってきたら再度ハイライト

白髪ぼかしハイライトで色は選べる?アッシュにしたい場合は?

ハイライトの上から重ねる色でヘアカラーの仕上がりを変えることができる

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