自己紹介
- 表参道で美容師をして10年
- 縮毛矯正・髪質改善に特化した美容師
- 美容家電マニアとして使ったドライヤーは数知れず
おすすめのドライヤーが知りたい人に向けて忖度なしで徹底的に解説します!
こんな方におすすめ
- フィリップスヘアドライヤープレステージの購入を検討している
- メリット・デメリットが知りたい
- いいドライヤーを探している
- 美容師の意見が知りたい人
【フィリップスヘアドライヤープレステージ】はどう?
風量とアタッチメントの豊富さが推しポイント
風量とアタッチメントの豊富さはドライヤーの中でも素晴らしいです!
いろいろなドライヤーを使ってきましたが、フィリップスほどアタッチメントが多いドライヤーはダイソンくらいになります。
ただ本音を話しますと。
悪いドライヤーでないことは確かです。
ただ価格を考えたときに4万円を出す価値があるかどうかと言われると難しいところになります。
高級ドライヤーマニアとしていろいろなドライヤーを使ってきましたが、他にもっといいドライヤーはあります。
なのでフィリップスを買うなら高級ドライヤーおすすめランキングから選んでいただいた方がいいかと思います。
良さも気になるところもしっかり解説しますのでぜひ参考にしてください。
【スペック】Phillips(フィリップス)ヘアドライヤープレステージ BHD827/17
価格 | 39,380円(税込) |
---|---|
本体サイズ | 100×135×313mm |
本体重量 | 約700g |
コード長さ | 2 m |
風量 | 2.37m3/分 |
消費電力 | 1200W |
イオン種類 | 有 |
付属品 | ドライ用ノズル スタイリング用ノズル スカルプケア用ノズル カール用ノズル |
【特徴】フィリップスヘアドライヤープレステージの効果
- 風量・温度自動調節機能
- アタッチメントが豊富
- 大風量で髪が早く乾く
- 頭皮マッサージができる
風量・温度自動調節機能
SenseIQ の頭脳であるインテリジェントマイクロプロセッサーが、温風を分析し、1 秒間に30 回温度を調整することで、髪をいたわりながら最高性能を発揮します。
フィリップスの1番の推しポイントが【一人ひとりに合わせたドライ体験】
感度のいいセンサーを搭載していて、温度が過剰に上昇することを防ぎます。
アタッチメントが豊富
補足
ドライ用ノズルは風が凝縮されて乾くまでの時間が早くなるだけなので紹介はしません
スタイリング用ノズル
ノズルの開口部が 7 mm と狭いため、温風を集中的に当ててしっかりスタイリングできます。ブラッシングしながらのドライやスタイリングに最適です。
スカルプケア用ノズル
アタッチメントがやさしく振動し、頭皮を刺激します。同時に低温の緩やかな風が出て、リラックスできる雰囲気を作り、髪の根本を乾かすことができます。
あとで解説しますのがあまり推していません!
カール用ノズル
髪を載せてから乾かすことで柔らかな風が均一にあたり、おおきなノズルでふんわりカールが手軽に。
頭皮マッサージができる
スカルプ用のノズルがついているのでマッサージすることが可能です。
つけることにより自動でスカルプにモードが変わるのもポイントになります。
アタッチメントがやさしく振動し、頭皮を刺激します。
【レビュー】美容師が使った感想
3つのポイント
- 風量(速乾性)
- 質感
- 使いやすさ
【風量】大風量で髪は早く乾きます
製品名 | 風量 |
フィリップス | 2.37㎥/分 |
ダイソン | 2.4㎥/分 |
リファ | 1.4㎥/分 |
ナノイー | 1.3㎥/分 |
絹女 | 2.2㎥/分 |
大風量を推しているだけあり、毛量が多い人でも早く乾かすことのできる風量があります。
速乾性を求める人におすすめのドライヤーになります!
ちなみにですが、風量が弱いことってデメリットがたくさんあると思います。
デメリット
- 熱の影響を長く与えてしまい乾燥の原因につながる
- ドライヤーがめんどくさくなり生乾きで終えてしまう
- 重いドライヤーを長時間持つことで腕が疲れる
- ドライヤーの時間が長くなり自分の時間が減る
ドライヤー選びで風量はかなり重要なポイントになりますので確認してくださいね!
【質感】しっとりよりふわっとする仕上がり
ボリュームが落ち着くというよりはふわっと立ち上がる質感になります。
- 速乾(ファースト)
- ジェントル
- マニュアル
3つのモードを変えることによって質感を調節できるのもポイントです。
自分なりの使い方や、モードの組み合わせを考えるのも楽しいと思います!
【使いやすさ】あまりおすすめではない
重さが気になる
製品名 | 重さ |
フィリップス | 700g |
絹女 | 363g |
ホリスティックキュアドライヤーRp. | 460g |
ナノイー | 580g |
リファ | 695g |
ダイソン | 697g |
レプロナイザー7D | 758g |
性能はいいのですが、色々詰め込んだせいなのか重さが気になりました。
男性よりも力がない女性にとって重いドライヤーはなるべく使いたくないはず。
軽くて使いやすいドライヤーを選ぶことも大切なポイントです。
ただ、使ってみて1番違和感があったのがダイソンとあまり重さは変わらないのにフィリップスの方が重く感じること。
重心がダイソンの方が下にあるからなのかはわかりませんが、ダイソンの時は持ちやすさ・軽さは気になりませんでしたが、フィリップスは気になりました。
アタッチメントが硬くて外しにくい
つけるのはもちろんのこと、外すときに力が必要になります。
アタッチメントがポイントではありますが、使い勝手が本当に悪いと感じました。
ダイソン、絹女などマグネット式で簡単に外すことができるドライヤーと比較すると毎回力が必要なのはきついです。
フィリップスはアタッチメントを推しているからこそマグネット式で使いやすさを追求して欲しかったです。
【メリット】フィリップスヘアドライヤーの推しポイントを解説
メリット
- 性能はいいので髪質に合わせた対応ができる
- 風量が強いので毛量が多い人にも使いやすい
【デメリット】フィリップスヘアドライヤーの気になったポイントを解説
デメリット
- 使いにくさは気になってしまう
- スカルプはドライヤーに求めるものではない
- 価格が高い
使いにくさは気になってしまう
- 重さが気になる
- アタッチメントが硬くて外れにくい
スカルプはドライヤーに求めるものではない
僕の持論になりますが「ドライヤーにスカルプ機能はいりません」
理由は簡単です。
またドライヤーは重さもありますのでずっと支えるのは腕も疲れます。
700gのドライヤーを頭の上まで持っていって支えると考えたらどれほど大変かはイメージがつくと思います。
ドライヤーにスカルプ効果を求めるのではなく、髪を乾かすものとしての性能を考えてほしいです。
頭皮環境が気になる人はお風呂の時間に自分でマッサージしたり。
マッサージするためのアイテムを買う方が全然効果もあるし、長期的に使います!
マッサージするたびにドライヤーをコンセントにさして、、、使うまでの大変さを考えたら使わなくなる未来しか見えません。笑
価格が高い
製品名 | 価格 |
フィリップスヘアドライヤー | 39,380円(税込) |
パナソニック | 25,000円前後 |
ホリスティックキュアドライヤーRp. | 30,000円(税込33,000円) |
リファ | 33,000円(税込36,300円) |
レプロナイザー | 72,000円(税込79,200円) |
ダイソン | 45,000円(税込49,500円) |
高級ドライヤーは一度買えば長く使うことができますので購入される際はいろいろなドライヤーを比較してほしいです。
【口コミ】
女性
パナソニック製の最上位ナノケア(数年前のモデル)をずっと使ってきたのでそちらとの比較です。
【風量】
風量はナノケアの方が多いです。
プレステージをマニュアル最大風量にした場合でも、ナノケアの方が強いです。
ただ、プレステージの方が細かな調整ができます。
【風の熱】
ナノケアの方が熱いです。
ただ、熱は髪に悪い影響もあると思うので一概にナノケアが勝っているとは思いません。
プレステージの風は生温い感じです。
髪へのダメージは少なさそうですが、一方で髪の長い女性は乾かすのに少し時間がかかるかもです。
【付属品】
プレステージは髪のトータルケアを目指している製品だと思います。
そのため、ヘアケア、頭皮ケアをするための付属が多く付きます。
【大きさ】
日本のドライヤーは製品グレードによらず、ち手が折りたためる製品が多いと思いますがプレステージは折りたためない。
このおかげでかなり置き場所のスペースを取ります。
その部分から折れたり、壊れる可能性がないとも言えますが、ちょっと置き場に悩みました。
【重さ】
最上位ナノケアもドライヤーとしてはかなり重いと思いましたが、本製品はさらに重いです。
縦に動かすのは「腕」の力で問題ないのですが、横に振ると「手首」の筋力を使うので特に女性はかなり重く感じるのではないかと思います。
【仕上がり】
センサーが風の温度を調整してくれるという通り、優しい温風で仕上がりは柔らかな髪質になる印象でした。
【総評】
タイトルにある通り、センサー付きという高性能である一方、大きさと重さは事前に覚悟した方がいいです。
品質は「さすがフィリップス」というだけあります。
値段は決して安くはないので、購入の参考になればと思います。
参考になる意見になりますのでぜひぜひ!!
【まとめ】悪くはないけど買うほどのポテンシャルを感じない
価格 | 39,380円(税込) |
重さ | 700g |
風量 | |
性能 | |
質感の良さ | |
使いやすさ | |
おすすめ度 |
まとめ
- 風量はトップクラス
- アタッチメントが豊富
- 使いにくさは気になる
- ドライヤーは髪を乾かすもの
- あえて買う必要があるかどうか難しい
風量とアタッチメントの豊富さはドライヤーの中でも素晴らしいです!
毛量が多い人や、アタッチメントを変えることでパーマスタイルにも対応できます。
フィリップスがおすすめの人もいるので検討してほしい、、、気もします。
ただ本音で語らせていただきますと。
悪いドライヤーでないことは確かです。
ただ価格を考えたときに4万円を出す価値があるかどうかと言われると難しいところになります。
高級ドライヤーマニアとしていろいろなドライヤーを使ってきましたが、他にもっといいドライヤーはあります。
なのでフィリップスを買うなら高級ドライヤーおすすめランキングから選んでいただいた方がいいかと思います。
ダイソンと比較するとフィリップスはもう一歩感がある
そしてそしてさらに本音で話しますと。
フィリップスはダイソンをちょっとだけ性能や使いやすさを下げたドライヤーに感じてしまいました。
【ダイソンが勝る点】
- 持ちやすく軽く感じるデザイン性
- アタッチメントは豊富でマグネット式
- シンプルながら機能性があり、わかりやすい
あくまで僕の意見になりますので参考までにお願いします。