この記事でわかること
- ヒートブラシアイロンを紹介!
- それぞれの特徴や価格帯、タイプ別のメリット、デメリット
- ヒートブラシアイロンの選び方のポイントや効果的な使い方

朝のヘアセットに時間をかけられない

ヘアアイロンを上手に使いこなせない、髪の毛をあまり傷めたくない……。
こんな悩みを持つ女性は多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが「ヒートブラシアイロン」です。

ヒートブラシとは、ヘアブラシのような形で梳かしながらクセを伸ばせるヘアアイロンのこと。
テクニックがいらないため、ストレートアイロンやコテをうまく使いこなせない人や、手軽にツヤ出しやストレートにしたい人に最適です。
今回は美容師の目線から、ブラシタイプ、ロールブラシタイプ、コームタイプ別におすすめのヒートブラシアイロンとその選び方、効果的な使い方についてご紹介します。
忙しい朝でも簡単にキレイなヘアスタイルが手に入る方法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【この記事の著者】

Labo編集部
「髪がキレイになる手伝いをする」をテーマに、ヘアケアに関する役立つ情報を届けるメディア。
実際に使用した商品のみをレビューすることをポリシーに掲げ、忖度なしのレビューを届けます。
【監修者】
- 表参道で美容師を10年
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- ”実際に使った商品のみ”をレビュー
- 価格.comマガジンの公式ライター
- 運営者情報はこちら
※監修者は商品の推薦ではなく、「商品検証」「選び方」について監修しています。
合同会社LICは、日本毛髪科学協会・厚生労働省・消費者庁の発信する情報を基に、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。
ヒートブラシアイロンとは?ストレートアイロンとの違い
ヒートブラシアイロンは、名前の通り「ブラシ」と「アイロン」の機能を合わせ持った美容家電
髪を梳かすだけで熱が加わり、クセや寝ぐせを整えられます!
ヒートブラシのメリット、デメリットも紹介していきますね!
ヒートブラシアイロンのメリット
ブラシアイロンはブラッシングするように使用するだけなので、ストレートやカールアイロンよりも扱いやすいのが大きな特徴
仕上がりもナチュラルなので、毎日のスタイリングに手軽に取り入れられます。
その他のメリットは以下の通りです!
メリット
- 髪への負担が少ない: 髪の毛の傷みにつながる「挟む」行為がない分、ブラシアイロンはストレートアイロンに比べて髪を傷めにくい傾向があります。
- 使いやすさ: ブラッシングするだけなので、特別なテクニックが不要です。
- 時短: 挟む作業がないため、全体のスタイリングが短時間で完了します。
- 多機能: ストレートにするだけでなく、内巻きや外ハネ、根元のボリュームアップにも使えます。
ヒートブラシアイロンのデメリット
強いクセを真っすぐに伸ばす、しっかりしたカールを作りたい場合には使いにくさを感じることがある
ガラッとイメージを変化させるようなスタイリングを求める方にはやや物足りなさを感じてしまうかもしれません。
また、高温のブラシアイロンで何度も梳かすと髪のダメージの原因になることもあります。
ヒートブラシはナチュラルなスタイリングと使いやすさがポイントです!
しっかりスタイリングをしたい人には物足りなさがあるのが本音のところ。
ヒートブラシアイロンの種類は3種類ある!
- ブラシタイプ(ストレート用)
- ロールブラシタイプ(カール用)
- コームタイプ
ヒートブラシアイロンには大きく分けて以下の3種類があります。
それぞれの特徴や向いている髪質、得意なスタイリングが異なるので、自分の髪質や求めるスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。
ブラシタイプ(ストレート用)
ストレートヘアを目指す方に人気なのが、ブラシタイプのヒートブラシアイロンです。
見た目は普通のヘアブラシに近く、内側に熱が通る構造になっているため、髪をとかすだけで自然なストレートに仕上がります。
ポイント
- 朝のスタイリング時間を短縮したい方にぴったり
- 不器用でも扱いやすく、初心者でも失敗しにくい
- 仕上がりはナチュラルなストレートで、ボリュームも程よくキープ
アイロンのように髪を挟まずに使用するため、髪へのダメージも比較的少なめです。
ボリュームを抑えたいけれど、ペタンコにはしたくない方に向いています。
ロールブラシタイプ(カール用)
毛先に自然なカールをつけたい方や、ふんわりとしたボリュームを出したい方には、ロールブラシタイプがおすすめです。
丸みを帯びた円筒型のブラシで、360度の熱で髪を包み込みながらスタイリングができます。
ポイント
- 内巻きや外ハネなど、毛先のアレンジがしやすい
- トップにボリュームを出したい人にも◎
- カールアイロンよりも火傷しにくく、安全性が高い
乾かしながらスタイリングできるドライヤー一体型のモデルもあり、ブロー感覚で使えるのが魅力です。朝の時短にも効果的です。
コームタイプ
細かいスタイリングやくせ毛のリセットに便利なのがコームタイプ。
ブラシのように幅広ではなく、コーム状の細いピンがついており、髪の根元からしっかり熱を入れられるのが特徴です。
ポイント
- 前髪や顔まわりなど、細かい部分のスタイリングに便利
- うねりやクセをピンポイントで直したい人に最適
- メンズにも使いやすく、家族で兼用しやすい
特に湿気で広がりやすい髪や、縮毛に近いクセ毛を持つ方におすすめのタイプです。
コームの細さが熱を的確に伝え、まとまりのある仕上がりに導いてくれます。
美容師おすすめヒートブラシアイロン4選を紹介!
商品名 | SALONIA ストレートヒートブラシ | Agetuya ポータブルミニブラシ | CREATE ロールブラシアイロンⅡ | CREATE ボリュームメイクコームアイロン |
価格帯 | 正規価格:5,478円Amazon最安値:3,960円 | 正規価格:4,840円Amazon最安値:4,800円 | 正規価格:9,350円Amazon最安値:5,780円 | 正規価格:6,600円Amazon最安値:4,373円 |
大きさ | 約249×59×43mm | 約188×40×50mm | 約295×45×45mm | 約245×40×40mm |
重さ | 約325g(コード込) | 約280g(コード込) | 約330g(コード込) | 約290g(コード込) |
温度設定 | 100℃~210℃(5℃刻み) | 120℃~210℃(5段階) | 120℃~200℃(5段階) | 120℃~200℃(5段階) |
コードの長さ | 約1.5m | 約1.5m | 約2.0m | 約2.0m |
プレート素材 | セラミックコーティング | アルミ合金 | クレイツイオンセラミック加工 | クレイツイオン加工 |
自動OFF機能 | 約30分後 | 約30分後 | 約60分後 | 約60分後 |
海外使用対応 | ○(AC100-240V) | ○(AC100-240V) | ○(AC100-240V) | ○(AC100-240V) |
タイプ | ブラシタイプ | ブラシタイプ | ロールブラシタイプ | コームタイプ |
お待たせしました!ここからは、美容師が厳選したおすすめのヒートブラシアイロンをご紹介します。
それぞれの商品の詳細スペックも表でまとめていますので、比較検討にお役立てください。
ブラシタイプ|SALONIA ストレートヒートブラシ

価格帯 | 正規価格:5,478円 Amazon最安値:3,960円 |
大きさ | 約249×59×43mm |
重さ | 約325g(コード込) |
温度設定 | 100℃~210℃(5℃刻み) |
コードの長さ | 約1.5m |
プレート素材 | セラミックコーティング |
自動OFF機能 | ○(約30分後) |
海外使用対応 | ○(AC100-240V) |
SALONIAのストレートヒートブラシは、「手軽に、でもきちんと髪が整う」をテーマに開発されたスタイリングツール。
ストレートアイロンが苦手な方でも、日常使いでナチュラルなストレートスタイルを簡単に作れるのが最大の魅力です。
温度は100℃から210℃まで、細かく設定可能。くせ毛やうねりが気になる方でも、髪質に合った温度で調整できるため、ダメージを抑えながらスタイリングできます。
ブラシ形状なので、火傷しにくく、ヘアスタイルのベース作りにも◎。
ツヤを出すセラミックプレート+マイナスイオン効果により、静電気を抑えながら指通りのよい仕上がりが得られます。
実際に使ってみて感じたのは、“とにかく手軽”ということ。
ブラシでとかすだけなのに、広がった髪が自然にまとまってツヤも出ました。
熱の入り方が柔らかくて、ストレートアイロンよりも優しく仕上がる印象です。
くせ毛が強い方には物足りないかもしれませんが、軽いくせや広がり対策には十分使えますね!

ブラシタイプ|Agetuya ポータブルミニブラシ

項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 正規価格:4,840円/Amazon最安値:4,800円 |
大きさ | 約188×40×50mm |
重さ | 約280g(コード込) |
温度設定 | 120℃~210℃(5段階) |
コードの長さ | 約1.5m |
プレート素材 | アルミ合金 |
自動OFF機能 | ○(約30分後) |
海外使用対応 | ○(AC100-240V) |
Agetuyaのポータブルミニブラシは、外出先でも“サロン帰りの仕上がり”を叶えてくれる携帯型ヒートブラシ。
とくに前髪やフェイスラインなど、繊細な部分のスタイリングに特化した設計が魅力です。
サイズは手のひらに収まるほどコンパクトながら、最高温度210℃まで対応。
熱がしっかり入り、短時間でもキレイに整えられます。
アルミ合金プレートにより、熱伝導が速く、アイロンを置いてからスタートまでの待機時間も少ないのが嬉しいポイント。
旅行・ジム・職場など、持ち運び前提でスタイリングしたい方には理想的な1本です。
前髪や顔まわりをピンポイントで直すのにぴったり。
使ってみて驚いたのは、見た目以上にしっかり熱が入る点。
ミニサイズでも仕上がりが甘くならず、スタイリングがちゃんとキマります。
細かい部分を整えるには本当に便利。ただ、髪全体には少し時間がかかるのが難点ですね。

ロールブラシタイプ|CREATE ロールブラシアイロンⅡ

項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 正規価格:9,350円/Amazon最安値:5,780円 |
大きさ | 約295×45×45mm |
重さ | 約330g(コード込) |
温度設定 | 120℃~200℃(5段階) |
コードの長さ | 約2.0m |
プレート素材 | クレイツイオンセラミック加工 |
自動OFF機能 | ○(約60分後) |
海外使用対応 | ○(AC100-240V) |
CREATEのロールブラシアイロンⅡは、自然なカールとツヤを同時に叶えるプロ仕様のブラシ型アイロン。
クレイツ独自のセラミックコーティングとイオン加工により、熱ダメージを軽減しながら、毛先に滑らかな丸みを与えてくれます。
ブラシ部分は髪をしっかりキャッチしつつ、表面は熱くなりにくい構造なので、火傷リスクも最小限。
初心者でもナチュラルな内巻きや外ハネをつくりやすく、ふんわりした仕上がりが好みの方にはベストな一本です。
試してみて一番感じたのは、“カールのナチュラルさ”。
クレイツらしい熱の通りがよくて、毛先に自然な丸みをつけるのが簡単でした。
コテが苦手な方にも扱いやすいと思いますし、火傷しにくい設計なのも安心ポイント。
ただ、くっきりカールを作りたい場合は少し物足りないかも。

コームタイプ|CREATE ボリュームメイクコームアイロン

項目 | 内容 |
---|---|
価格帯 | 正規価格:6,600円/Amazon最安値:4,373円 |
大きさ | 約245×40×40mm |
重さ | 約290g(コード込) |
温度設定 | 120℃~200℃(5段階) |
コードの長さ | 約2.0m |
プレート素材 | クレイツイオン加工 |
自動OFF機能 | ○(約60分後) |
海外使用対応 | ○(AC100-240V) |
このCREATEのボリュームメイクコームアイロンは、“根元のふんわり感”に特化したスタイリングアイロン。
一般的なストレートアイロンでは手が届きにくい根元付近にしっかり熱を与え、立ち上げやニュアンスづけが思い通りにできます。
とくにトップが潰れやすい人や、年齢とともにボリュームが気になる世代に支持されており、ピンポイントで使えるからこその自由度が強み。
アイロンで全体を挟む必要がなく、スタイルの仕上げに軽く通すだけで「仕上がりの格が変わる」一本です。
使ってみたところ、根元の立ち上げに特化した設計がすごく実感できました。
コームの間に髪を通すだけで、自然にふんわりとボリュームが出ます。
トップがぺたんとしやすい髪質や、前髪が潰れやすい方にはかなりおすすめ。スタイルの最後に仕上げで使うと、グッと印象が変わります!

まとめ|ヒートブラシアイロンの美容師おすすめ商品を使ってナチュラルなスタイルを手に入れよう!
ヒートブラシアイロンは、ヘアアイロンやコテが苦手な方でも簡単に使えるスタイリングアイテムです。
髪へのダメージも従来のストレートアイロンより少なく、忙しい朝でも手軽に美しいヘアスタイルが作れます。
忙しい朝でも時間を掛けず簡単に使用でき、ダメージも抑えられるので『短時間でもキレイなヘアスタイルにしたい』『髪に負担を掛けずにおしゃれを楽しみたい』という方にも是非試していただきたいアイテムです。
あなたの髪質や好みのスタイル、髪の長さに合わせて最適なヒートブラシアイロンを選んでみてください。
朝のヘアセットがもっと楽しくなるはずです!
【FAQ】ヒートブラシアイロンのよくある質問
ヒートブラシアイロンは髪が痛みませんか?
髪の毛の傷みにつながる「挟む」行為がない分、ブラシアイロンはストレートアイロンに比べて髪を傷めにくい傾向があります。ただし、高温のヒートブラシを使うと、切れ毛などの原因に。低めの温度で使用し、ダメージを少なく抑えましょう。
ヒートブラシアイロンはくせ毛でもきれいにストレートになりますか?
強いクセを真っすぐに伸ばす場合には使いにくさを感じることもあります。軽いくせ毛なら十分効果がありますが、強いくせ毛の場合はストレートアイロンの方が効果的かもしれません。
ヒートブラシアイロンは濡れた髪に使用しても大丈夫ですか?
過度に濡れた髪には使わないでください。ほとんど乾いた状態でブローするように使うのがおすすめです
ヒートブラシアイロンはどのくらいの頻度で使っても大丈夫ですか?
毎日使用しても問題ありませんが、ヘアケア製品を併用したり、温度設定を髪質に合わせて低めに設定するなど、ダメージケアを心がけましょう。
ヒートブラシアイロンは海外でも使えますか?
A: 多くのモデルが海外対応(100V-240V)になっていますが、購入前に確認しましょう。
ヒートブラシアイロンは前髪だけに使うのってアリ?
もちろんアリです!特にAgetuyaのミニブラシや、CREATEのコームタイプは、前髪やトップのボリューム出しに最適。1本持っておくと、顔まわりの印象が一気に変わります。
火傷が怖いんですが…使えますか?
ブラシタイプやロールブラシタイプは、プレートが露出していない設計が多く、火傷のリスクが低いです。美容師も「セルフスタイリングに慣れていない人にこそおすすめ」と語っています。
ストレートアイロンとヒートブラシ、どっちが髪に優しい?
熱がプレートで直接触れにくいヒートブラシの方が、摩擦や熱によるダメージを抑えやすいと言われています。特に毎日使う方や、髪が細く傷みやすい方にはヒートブラシの方がおすすめです。
ヒートブラシアイロンは朝のスタイリングで時短になる?
はい、ヒートブラシは“とかすだけ”でスタイリングできるため、朝の時短に最適です。ブラシタイプなら髪全体を、ロールやコームタイプなら部分使いで効率よくセットできます。
ヒートブラシアイロンの選び方
「様々なメーカーからたくさんの種類が出ていて、どれを選べば良いかわからない…」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは美容師目線で、失敗しないヒートブラシアイロンの選び方を詳しく解説します。
最初の基本ルールとして、ショートカットの人はロールブラシタイプを、ボブより長い人はブラシタイプを選べば間違いありません。
より詳しく選ぶポイントを見ていきましょう。
1. 髪の長さに合わせて選ぶ
髪の長さによって、使いやすいヒートブラシは大きく変わります。
ご自身の髪の長さに合ったタイプを選ぶことで、スタイリングの効率が格段に上がります。
髪の長さ | おすすめのタイプ | 理由 |
---|---|---|
ショート | ロールブラシ・コームタイプ | 細かい部分も扱いやすく、短い髪もしっかりキャッチ |
ボブ | ロールブラシタイプ | 毛先のスタイリングがしやすく、内巻き・外ハネも簡単 |
ミディアム | ブラシタイプ・ロールブラシタイプ | 髪質や好みのスタイルによって選択可能 |
セミロング〜ロング | ブラシタイプ | 広い面積をカバーでき、効率的にスタイリングが可能 |
2. 作りたいスタイルで選ぶ
求めるヘアスタイルによって、最適なヒートブラシのタイプが異なります。ご自身が普段よくするスタイリングに合わせて選びましょう。
作りたいスタイル | おすすめのタイプ | 理由 |
---|---|---|
ストレートにしたい | ブラシタイプ | 広い面積をカバーし、効率的にクセを伸ばせる |
内巻き・外ハネを作りたい | ロールブラシタイプ | 円筒形の形状で自然なカールが作りやすい |
前髪や部分的なスタイリング | コームタイプ | 細かい部分も扱いやすく、地肌近くまでアプローチできる |
根元からボリュームを出したい | ロールブラシタイプ | 髪を持ち上げながらスタイリングしやすい |
毛先だけ整えたい | コームタイプ | ピンポイントでスタイリングしやすい |
髪質に合わせた温度調節機能をチェック
髪質によって最適な温度は異なるため、温度調節機能は非常に重要なポイントです。
特に、細かく温度設定ができるかどうかで使い勝手が大きく変わります。
髪質・状態 | 適正温度 | 温度調節機能 |
---|---|---|
細い髪・軟毛・ダメージヘア | 80〜150℃ | 低温設定ができるもの |
普通の髪・軽いくせ毛 | 140〜160℃ | 中温設定ができるもの |
太い髪・硬い髪・強いくせ毛 | 160〜180℃ | 高温設定ができるもの |
様々な状態に対応したい | 80〜210℃ | 5℃刻みなど細かく調整できるもの |
設定できる温度の幅だけでなく、温度調節をどれだけ細かくできるかも重要です。
低温と高温の2段階しかないものより、5℃〜10℃刻みで調節できる製品の方が、その日の髪の状態に合わせた最適な温度設定が可能です。
重量とサイズで使いやすさをチェック
長時間使用する場合、重量とサイズは疲労度に直結します。
特に女性は腕力に限界があるケースが多いので、軽量コンパクトなものを選ぶと使いやすいでしょう。
項目 | おすすめの目安 | メリット |
---|---|---|
重量 | 300g以下 | 腕の疲労を軽減し、長時間のスタイリングも楽に |
重量 | 300〜400g | 安定感があり、しっかりスタイリングしたい方に |
サイズ | コンパクト | 持ち運びやすく、収納スペースも取らない |
サイズ | 標準サイズ | 広範囲をカバーし、全体的なスタイリングが効率的 |
業界的には400g以下のものが標準で、500g以上になると「重い」と感じる人が多くなります。
毎日使うものなので、使いやすさを重視して選びましょう。
安全機能と海外対応もチェック
安全機能・便利機能 | メリット |
---|---|
自動電源オフ機能 | 切り忘れによる事故防止に役立つ |
海外対応(100-240V) | 旅行や出張先でも使用可能 |
コードの長さ(1.8m以上) | 使用場所を選ばず、動きやすい |
耐熱ポーチ付き | 収納や持ち運びに便利で安全 |
価格帯で選ぶ
予算に合わせた選び方も重要です。
一般的に価格が高いほど高機能・高耐久になりますが、用途に合わせて適切なものを選びましょう。
価格帯 | 特徴 | おすすめの人 |
---|---|---|
〜5,000円 | コスパ重視、基本機能は充実 | 初めて購入する方、試しに使ってみたい方 |
5,000〜10,000円 | 機能性と品質のバランスが良い | 毎日使用する方、機能性を重視する方 |
10,000円〜 | 高品質・多機能・高耐久 | プロ仕様の仕上がりを求める方、長く使いたい方 |
選ぶ際は「使用頻度」「どのような仕上がりを求めるか」「価格」のバランスを見て、自分に最適なものを見つけましょう。
ヒートブラシアイロンの正しい使い方
美しい仕上がりを得るためには、正しい使い方が大切です。
ヒートブラシを効果的に使い、髪へのダメージを最小限に抑えるポイントを詳しく解説します。
基本的な準備と注意点
手順 | 詳細説明 | 重要ポイント |
---|---|---|
髪を完全に乾かす | ヘアアイロン使用前に、必ずドライヤーで髪をしっかりと乾かします | 濡れた髪に使用すると髪の内部からの蒸気で大きなダメージになります |
ブロッキングする | 髪をゴムやクリップで分け、セクションごとに扱います | 多い髪は細かくブロッキングすることでスムーズにセットできます |
ヒートプロテクト剤を使用 | スタイリング前に熱保護スプレーなどを髪全体に塗布します | 熱によるダメージから髪を守る効果があります |
適切な温度設定 | 髪質や状態に合わせた温度に設定します | 低すぎると効果が出ず、高すぎるとダメージの原因になります |
髪質別おすすめの温度設定
髪質やダメージレベルによって、最適な温度は大きく異なります。下記の目安を参考に、自分の髪に合った温度設定を見つけましょう。
髪質・状態 | おすすめ温度 | 注意点 |
---|---|---|
細い髪・軟毛・ハイダメージ毛 | 80~150℃ | 高温は絶対に避け、低温でもしっかり時間をかけましょう |
普通の髪・軽いくせ毛・ダメージ毛 | 140~160℃ | 中温設定で、様子を見ながら調整するのがベスト |
太い髪・硬い髪・強いくせ毛 | 160~180℃ | 180℃以上の超高温は避け、回数で調整しましょう |
タイプ別基本的な使い方
【ブラシタイプの使い方】
- 電源を入れ、適切な温度に設定する
- ブロッキングした髪の下から順に行う
- 頭を撫でなでるように上から下へと髪をとかす
- 毛先は軽く引っ張りながらとかすとキレイに伸びる
- 必要に応じて2〜3回繰り返す(回数が多すぎるとダメージの原因に)
【ロールブラシタイプの使い方】
- 電源を入れ、適切な温度に設定する
- ブロッキングした髪をロールブラシの下に入れる
- 内巻きにしたい場合は内側に回転させながら毛先へ
- 外ハネにしたい場合は外側へカールさせる
- ブラシに手を添えながら行うとスムーズに動かせる
【コームタイプの使い方】
- 電源を入れ、適切な温度に設定する
- 前髪や細かいパーツを少量ずつとかす
- コームの歯を根元に入れて、毛先に向かってゆっくり滑らせる
- 毛先は軽くカーブを描くように動かすとナチュラルな仕上がりに
ダメージを抑えるための7つのコツ
- 温度設定を髪質に合わせて低めに設定する:特に傷みやすい細い髪や毛先は、低温で優しく扱いましょう
- 同じ箇所に何度も使用しない:1〜3回程度で止めましょう。何度も繰り返すとダメージが蓄積します
- スタイリング剤を使う:ヒートプロテクト効果のあるスタイリング剤を使用すると、熱ダメージを軽減できます
- 短時間でのスタイリングを心がける:長時間熱を当て続けることは避けましょう
- 髪が乾いた状態で使用する:少しでも湿り気があると、熱で髪内部の水分が沸騰してダメージの原因に
- スタイリング後のアフターケア:スタイリング後はヘアオイルなどでケアするとツヤが出て保湿効果も
- 使用頻度を考慮する:毎日使うなら低温設定で、週に数回なら適切な温度でメリハリをつける
ヒートブラシアイロンの効果的なスタイリングテクニック
根元のボリュームアップ方法
髪の内側から根元にブラシアイロンを当て、持ち上げるように動かすと根元が立ち上がり、自然なボリューム感が出せます。特にトップや耳回りのふんわり感を演出するのにおすすめです。
毛先の内巻き・外ハネの作り方
毛先を内側または外側に向けて軽くカーブを描くように動かすことで、自然な内巻きや外ハネが作れます。強く巻き込まず、軽く動かすのがポイントです。
前髪のスタイリング方法
前髪はコームタイプが最適です。少量ずつ取り、根元から毛先に向かって軽く引っ張りながらとかすと、自然に流れる前髪が完成します。