この記事でわかること
- おすすめのドライシャンプー5つ
- 口コミではない実際の使用感をもとにしたレビュー
- 美容師が選ぶ本気でおすすめの商品
水なしで使えて、髪のベタつきをケアできるドライシャンプー。
水やお湯を使わずに頭皮のにおいを抑え、髪を清潔に保てる商品として人気が高まっています。
お風呂に入れないときにとっても便利らしいけど、使ったことない人にとっては未知のアイテム。
ドライシャンプーへの疑問
- 実際どんな効果があるの?
- どういう時に活用するの?
- 注意点ってある?
ドライシャンプーって聞いたことはあるけど、知らないことがたくさんあるんだよね。
美容師の僕がわかりやすくドライシャンプーの疑問や基本情報をわかりやすくまとめていきます!
また、買うとなった際も商品数が多いため何を使えばいいかわからないはず。
せっかくなら、頭皮に良くて、使用感がいいものを使いたいと思いますので、髪のプロがガチでレビューしちゃいます!
実際に使ってみておすすめをまとめています!!
ぜひ参考にしてください!
ドライシャンプーとは、水を使わないシャンプー
ドライシャンプーは、その名の通り、水を使わずに頭皮を清潔に保つための製品
ドライシャンプーには、アルコール成分が含まれており、皮脂を浮かせて頭皮や髪を殺菌する効果があります。
髪にまんべんなくつけて揉み込みだけで、頭皮、毛髪を清浄し、香りによって毛髪、頭皮の不快臭を抑えられるのがポイントです!
また、普段使う洗い流すシャンプーとの大きな違いを解説します。
通常のシャンプーとの違い
- 洗い流すシャンプー・・・主に界面活性剤の働きによって皮脂や汚れを浮かせ、水(お湯)で洗い流します。
- ドライシャンプー・・・アルコールによる消毒効果と皮脂吸着成分によるベタつきの抑制が主要な機能です。水を使わないため、どこでも使えるのが特徴です。
ドライシャンプーの種類について
- スプレー&ミストタイプ
- シートタイプ
- ジェルタイプ
- ムースタイプ
- パウダータイプ
ドライシャンプーには種類があるため、個々の好みや髪の状態に合わせて選ぶことができます。
使い勝手や効果に応じて、自分に最適なタイプを見つけてみましょう。
それぞれ特徴があるので、ご紹介いたします。
タイプ | 拭き取りの可否 | |
---|---|---|
スプレー&ミストタイプ | 必要 | 直接頭皮にスプレーするタイプです。香りがついているものも多く、手軽に使用でき、ヘアフレグランスとしても活用できます。 |
シートタイプ | 必要なし | 頭皮や髪をシートで軽く拭き取ることで、ベタつきや汚れをケアします。コンパクトで持ち運びが簡単なので、外出時に便利です。 |
ジェルタイプ | 必要なし | ジェル状の液体を頭皮に塗り込むタイプです。液体なので、髪が濡れることに注意が必要ですが、洗浄力が高いため、徹底的にクレンジングしたいときに便利です。 |
ムースタイプ | 必要なし | きめ細かな泡を頭皮に塗布し、皮脂や汚れを取り除くムースタイプのドライシャンプーもあります。ジェルと同様、使用時に髪が濡れる点に留意が必要ですが、洗浄力は高めです。 |
パウダータイプ | 必要なし | 粉を頭皮に振りかけ、軽く揉み込むことで皮脂を吸着します。水分を必要とせず、乾いたままケアでき、仕上がりはさらさらとした感触になります。 |
今回紹介するのは、スプレー&ミストタイプのみになりますが、ドライシャンプー入門としてはおすすめになりますので、参考にしてください。
ドライシャンプーのメリット・デメリット
ドライシャンプーは、忙しい日や特別な状況でのケアアイテムとして非常に便利ですが、使用時にはその役割と限界を把握し、正しく使うことがポイントです。
日常のシャンプーとバランスを取りながら、うまく活用することで、快適に清潔感を維持できますよ!
メリット①|水を使わずに清潔感を維持できる
ドライシャンプーは、スプレーやパウダーを使って髪の根元にある油分や汚れを吸着し、べたつきを抑えるアイテムです。
特に朝の時間がない時や、仕事が続いていてどうしてもシャンプーをする余裕がない時には、手早く清潔感を取り戻すことができます。
水がいらないのでドライヤーも必要なく、短時間で仕上がる点も大きな魅力です。
また、頭皮や髪の臭いも軽減できるため、汗をかきやすい夏場やスポーツの後の「汗くささ」対策としても重宝されています。
メリット②|場所や時間を気にしないで使える
ドライシャンプーのもう一つの利点は、場所を選ばずに使えることです。
キャンプや登山、長時間の移動、海外旅行など、水やシャワー設備が手に入らないシーンでも、手軽に髪のコンディションを整えることができます。
また、災害時や緊急時にも役立つアイテムで、水が使えない場合でも清潔感を保てるため、常備しておくと安心です。
さらに、スプレータイプやパウダータイプなど、持ち運びがしやすいサイズのものも多く、バッグに1本入れておけば、どこでも気軽に使えます。
デメリット①|洗浄力が低い
ドライシャンプーは、油分を吸着させてベタつきを抑えるものの、通常のシャンプーと比べると洗浄力はかなり限定的です。
頭皮や髪に付着したほこりや汚れは完全には落とせないため、あくまで「見た目や使用感をリフレッシュする」という目的での利用が基本です。
また、スタイリング剤を多く使っている場合や、髪が長くて密度が高い方には、ドライシャンプーのみでは十分にリフレッシュ感が得られない場合もあります。
しっかりとした洗浄が必要な時には通常のシャンプーと併用することをおすすめします。
デメリット②|継続使用はNG
ドライシャンプーは便利なアイテムですが、日常的に使い続けるのには注意が必要です。
頭皮や髪にドライシャンプーの成分がたまり続けると、毛穴の詰まりや頭皮の乾燥を引き起こし、皮脂バランスが崩れてしまう可能性があります。
これが原因で、かゆみやフケが発生したり、さらに酷くなると頭皮環境の悪化につながることも。
日常使いではなく「補助的なケア」という位置づけで、シャンプーができない日だけにとどめておくのが理想的です。
デメリット③|成分残留
ドライシャンプーは、特にパウダータイプの場合、髪や頭皮に成分が残りやすくなることがあります。
この残留成分が頭皮を刺激し、敏感肌の方はかゆみや赤みなどの不快感を感じるケースもあります。
特に髪が細い方や、頭皮がデリケートな方は注意が必要です。また、洗い流さずに使う特性上、使用後は次の通常のシャンプーでしっかり成分を洗い流すことで頭皮環境を整えることが大切です。
ドライシャンプーを使った後は、できるだけ早く通常のシャンプーを行うことで、髪と頭皮をリフレッシュし、健康的な状態を保つようにしましょう。
美容師が選ぶドライシャンプーおすすめスプレータイプ3選
スプレータイプ①|AQUA・NOA|スリーク by サラサロン ドライシャンプー
内容量 | 140g |
価格(税込) | 1,320円 |
香り | フレッシュ, ペパーミント, レモングラス, ユーカリ |
種類 | スプレータイプ |
「スリークドライシャンプー」は、汗やホコリによるニオイをしっかり抑え、優れた消臭効果を発揮するドライシャンプーです。
サロン品質のツヤと清潔感をプラスし、スプレーするだけで汗や汚れをすぐにオフして、髪をふんわりサラサラに仕上げます。
ドライシャンプー特有の白残りや髪のきしみが少なく、快適に使えるのも魅力です。
シトラス系の香りが心地よく、さりげない香り付けとしても楽しめる点がポイントです。
スプレータイプ②|ネイチャーラボダイアン パーフェクトドライシャンプー
内容量 | 95g |
価格(税込) | 1,320円 |
香り | フレッシュシトラスペア ※香りは3種類から選ぶことが可能 |
種類 | スプレータイプ |
ドライシャンプーの中でも特に人気の高い「ダイアン」。
その特徴は、多用途に対応する1本で5役の機能性です。
頭皮の汚れやニオイをリフレッシュし、髪にふんわり感を与えるスタイリング剤としてはもちろん、ヘアフレグランスとしても活躍します。
微粒子パウダーが皮脂汚れをしっかり吸着し、保湿成分が髪をケアしつつ、ナチュラルな仕上がりに整えてくれます。
フレッシュシトラスペアの香りが広がり、フルーティーで爽やかな香りが気分をリフレッシュさせてくれます!
スプレータイプ③|ステラシードエイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー
内容量 | 80g |
価格(税込) | 1,320円 |
香り | アクアホワイトフローラル |
種類 | スプレータイプ |
タラソ深層水を配合した特別な処方が、汗によるニオイやベタつきをすぐにリフレッシュします。
植物由来の皮脂吸着パウダーが余分な皮脂を取り除き、髪はまるで洗いたてのようなふんわりサラサラの仕上がりに。
さっぱりとした頭皮の感覚が得られ、「洗髪直後のような軽やかさと爽快さ」を感じられます。
清々しいアクアホワイトフローラルの香りが広がり、スポーツ後や汗をかいた後のお手入れにもぴったりです。
美容師が選ぶドライシャンプーミストタイプおすすめ2選
ミストタイプ①|ナプラエヌドット(N.) シア ドライシャンプー
内容量 | 150ml |
価格(税込) | 1,980円 |
香り | レモングラス&ミント |
種類 | ミストタイプ |
「N. シア ドライシャンプー」は、肌にも優しい、天然由来成分のみを使用したドライシャンプー。
シンプルで洗練されたデザインも特徴で、少し控えめなさらっと感ながら、頭皮にしっかりと馴染ませやすいのがポイントです。
毛穴を引き締める収れん作用により、髪を根元からふんわり立ち上げ、ボリューム感を出す効果も期待できます。
レモングラスとミントの爽やかな香りで、ニオイ対策もできるのが魅力です。
ミストタイプ②|プロダクトドライシャンプー
内容量 | 115ml |
価格(税込) | 1,650円 |
香り | ペパーミント |
種類 | ミストタイプ |
「product(ザ・プロダクト)」のオーガニックドライシャンプーは、4つの原材料しか入っていないシンプルな成分と、洗練されたデザインが特徴で、肌にも環境にも優しい商品です。
ダマスクローズ蒸留水と自然由来のアルコールを絶妙なバランスで配合し、皮脂を浮かせることで頭皮環境を整えます。
スッキリした仕上がりながら、肌が突っ張る感じはしないので使いやすいです。
抗菌作用のあるペパーミントオイルも配合で、リフレッシュした香りの良さを感じつつもニオイ対策にも効果的です。
ドライシャンプーの使い方(スプレー&ミストタイプ)
①髪をとかす
ブラシを使用して髪をとかすか、手ぐしで髪の絡まりをほぐします。これにより、ドライシャンプーを均等に適用しやすくなります。
②ドライシャンプーを塗布
ドライシャンプーを頭皮と髪全体に均等につけます。髪を分けて頭皮に直接届くようにするのがポイントです!そして、軽く指先でマッサージします。これにより、余分な油分や汚れが落ち、全体にドライシャンプーが行き渡ります。
③タオルでふき取る
ドライシャンプーを頭皮と髪に塗布したら、タオルを使って軽く拭き取ります。
これらのステップに従うことで、ドライシャンプーを簡単に使い、髪をさっぱりと清潔に保つことができます。
結論|水のいらないシャンプー・洗い流さないシャンプーを買うならスプレータイプかミストタイプがおすすめ
今回は人気のドライシャンプーの中でも、「使いやすさ」「仕上がり」「香り」のバランスを考慮して商品を厳選しました。
5つの中でも特におすすめの商品とかあるの?
個人的にスプレータイプ、ミストタイプから1つずつおすすめを選ばせていただきます!
東海林セレクト
- スプレータイプ・・・自然な仕上がりと香りの良さが魅力のダイアン
- ミストタイプ・・・4つの原材料しか入っていないシンプルな成分で配合とミントの香りでスッキリ感のあるプロダクト
ドライシャンプーは水を使わないため、場所や時間を気にしないで使える便利なアイテムです。
緊急時はもちろんのこと、汗をかいてベタベタが気になるときでもさっと使えるので、一本はもっておいても損はないです!
ぜひ記事を参考にして、あなたに合うドライシャンプーを見つけてみてくださいね。
おすすめシャンプー
ドライシャンプーのよくある質問
ドライシャンプーは毎日使ってもいいの?
ドライシャンプーの使用頻度は、軽くスタイリングしたり朝の寝ぐせ直しに使う程度であれば毎日使っても問題ありません。ただし、毎日のシャンプーの代わりにドライシャンプーを利用する場合は、週に1〜2回程度が適切です。
また、1日に何度も重ねて使ったり、ドライシャンプーだけで日々済ませるのは避けましょう。成分が頭皮に残りやすくなり、フケやかゆみの原因になる可能性があるためです。特に敏感肌の方は、アルコール成分が肌の負担になることもあるので、使用頻度に注意して取り入れるのがおすすめです。
ドライシャンプーをしていれば、洗髪はしなくてよい?
ドライシャンプーを使用する際も、可能であれば定期的に通常の洗髪を行うよう心がけましょう。
ドライシャンプーは、水やお湯を使わずに髪や頭皮の汚れをある程度リフレッシュすることができますが、汚れを完全に落とすわけではありません。毎日洗髪できない時や、髪や頭皮のベタつきや臭いが気になる時の応急ケアとして、うまく取り入れるのが理想的です。
ドライシャンプーは敏感肌の人でも使える?
敏感肌の方もドライシャンプーを使えますが、注意が必要です。
多くのドライシャンプーには清涼感を出すためにエタノールやミントが含まれていることがあり、敏感な頭皮には刺激が強い場合があります。特にエタノールに反応しやすい方は、肌荒れや乾燥が悪化する可能性もあるため、ノンアルコールのドライシャンプーを選ぶか、別のケア方法を検討するとよいでしょう。
また、頭皮に傷や湿疹などのトラブルがある時には、使用を控えるか、医師に相談の上で使用することをおすすめします。
ドライシャンプーを使うとはげるって聞いたけど本当なの?
ドライシャンプーを使っても、必ず髪が薄くなるわけではありません。重要なのは、使用方法や頻度を正しく守ることです。
過度に頼って毎日ドライシャンプーだけでケアを済ませてしまうと、頭皮に汚れや皮脂が蓄積しやすくなり、頭皮環境が悪化してトラブルの原因になる可能性があります。また、ドライシャンプーを髪に馴染ませる際、強くこすり過ぎるのもNGです。毛穴に負担がかかり、ダメージを受けて抜け毛につながることも考えられます。
頭皮や髪の健康を守るためには、ドライシャンプーを補助的に活用しつつ、適切な頻度で通常のシャンプーも取り入れるよう心がけましょう。