この記事でわかること
- 白髪染めが頭皮に与える影響について
- 年代別の白髪染めの頻度について
- 白髪を隠す方法を解説
最近また白髪が増えてきたわ
女性の白髪問題は本当に悩みが尽きないですよね
女性の髪の悩みとして上位にランクインするのが「白髪問題」
根元から生えるキラッと光る白い髪に数多くの女性が悩んでいます。
ただ、白髪染めは髪にも頭皮にもダメージを与えてしまうので頻繁に繰り返すことはおすすめできないのも事実です。
今回は美容師目線で、白髪のおすすめ頻度や白髪の隠し方についてまとめさせていただきました。
白髪のお悩みが少しでも減るようにまとめましたので参考にしてください!
白髪染めが頭皮と髪に与える影響は?
髪と頭皮環境にダメージを与えてしまう
白髪染めを頻繁に行うと、髪の毛がダメージを受けて細くなったり、染料の刺激で頭皮にトラブルが発生し、抜け毛が増えることもあります。
さらに白髪は1本1本のキューティクルがしっかりしているのもあり、根元にカラー剤をべたっと溜めるように塗らないと染まらない特徴があります。
通常のヘアカラーと比較をすると刺激が強いので回数を重ねるほど、頭皮と髪にはダメージが加わっていきます。
なので、白髪染めの頻度を理解しておくのはとても重要になります
白髪染めの頻度を年代別に比較
- 20代・・・根元のプリンが気になり始める2ヶ月前後がおすすめ
- 30代・・・白髪が増え始める年代なので人によって頻度が変わる
- 40代・・・白髪が気になったら白髪染めのリタッチをする
- 50代・・・白髪が気になったら白髪染めのリタッチをする
年代別で頻度が変わりますので、自分の年代に合わせて参考にしてほしいです!
20代|根元のプリンが気になり始める2ヶ月前後がおすすめ
20代は白髪の量がまだ少ないので、根元の白髪はそこまで気にならない人が多いと思います。
白髪を染めるだけにヘアカラーをする必要がないので、根元のプリンが気になる2ヶ月前後で全体を染めるのがおすすめになります。
白髪の量がそこまで多くなく、若白髪で部分的に生えている人は少ないと思いますので根元のプリンに合わせてカラーのがベストです。
白髪染めではなく、髪を明るくすることで馴染ませることもおすすめになりますね!
30代|白髪が増え始める年代なので人によって頻度が変わる
白髪は35歳前後で増えてくるとも言われています
30代の方は、人によっては白髪が増えて目立ってくる方もいます。
ですが基本的には、30代の方も2ヶ月に1回程度の白髪染めをすれば十分です。
人によって変わりますが、白髪の量が少ない人が多いので頻繁に染める必要がある人はそこまでいない印象です。
もしどうしても白髪の量が多く気になるという方は、1ヶ月半〜2ヶ月に1回の白髪染めの間にリタッチをするのがオススメです。
またウィービングといって、気になる白髪だけをすくって染める方法もあります!
希望する場合は担当の美容師さんに相談してみましょう。
40代|白髪が気になったら白髪染めのリタッチをする
40代の白髪染めの頻度は、1ヶ月〜1ヶ月半に1回程度が理想です。
ただ、毎度全体を染めていると髪の毛のダメージが大きいので、2回リタッチをしたら次はフルカラーにするとか、またはリタッチとフルカラーを交互にするという方法がオススメです。
フルカラーだけでなくリタッチをすることで、髪の負担を軽減できて、髪のパサつき、枝毛・切れ毛の予防になります。
ヘアカラーは繰り返すことでダメージするので少しでも少なくする方が髪には優しいです
50代|白髪が気になったら白髪染めのリタッチをする
白髪量に大きく違いが出る年代なので、頻度が大きく変わってきますね
50代以上の白髪染めの頻度は1ヶ月に1回程度が理想ですが、人によっては2〜3週間くらい根元の白髪が気になる人もいるはずです。
ただ、カラーの繰り返しは頭皮にもダメージを与えてしまいますので、少しでも間隔を空けていただいた方が負担は少なくなります。
気になる人は、白髪の見えるところをヘアマスカラなどで隠すなど、少しでも白髪が気にならないための工夫をすることもおすすめになります!
セルフカラーと美容院カラーの違いは?
白髪染めをするときにセルフカラーで染める方法、美容院で染める方法があります。
それぞれメリット、デメリットがありますので解説します。
セルフカラーのメリット・デメリット
セルフカラーのメリット|安く、気軽に白髪を染めることができる
セルフカラーのメリットは、自分のタイミングでサッとお手軽にできて、しかも安くて時間もかからないということです。
カラー剤はドラッグストアなどで1000円もしない程度で買えますし、あとは自分の時間でやることができるので便利です。
いつでも染めることができるのは嬉しいね
セルフカラーのデメリット|ダメージが大きいことと、暗くなる可能性がある
セルフカラーのデメリットとして、美容師にやってもらうのに比べると、どうしてもムラができてしまいやすいです。
それから、市販の白髪染めは誰が使っても染まるようにパワーは強く作られています。
ダメージも大きいですし、必要以上に暗くなる可能性もあります。
髪質によっては必要以上にダメージを与えてしまいますし、暗くなる可能性もあります。
美容院で染めるメリット・デメリット
美容院で染めるメリット|1人1人に合わせた対応をすることができる
美容院カラーのメリットは、美容師さんにやってもらうことで、ムラなくしっかりと染めることができます。
またフルカラーだけでなくリタッチもできるし、明るさを変えたり、ハイライトを入れたりといった、カラーデザインもできます。
白髪を染めて暗くするだけではなく、明るいカラーを入れることで白髪を目立たなくするといったことができたりと技術があるからこその提案ができます!
1人1人に合わせて提案することができるのが最大の特徴かな
美容院で染めるデメリット|美容院に行く手間とお金がかかる
デメリットなんてあるの?ないように感じるけど、、、
セルフカラーと比較をすると、手軽さがないことがデメリットになりますね
美容院に行くことになるので、もちろんお金がかかります。
そして、時間や手間をかけて美容院に行く必要があるので、セルフカラーの手軽さに比べるとデメリットではありますね。
ただ、美容師目線でお話しすると一度のセルフカラーが邪魔をしてしまい後悔した。
という話は本当に多いので、大切な髪の毛をキレイにするためにも惜しまず美容師さんに頼ってほしいです。
一度傷んだら修復することがないからこそ傷ませないことが大切なので!
白髪染めの頻度を減らす方法
- 明るいヘアカラーにして白髪を馴染ませる
- ハイライトで明暗をつける
- カラートリートメントで白髪を染める
白髪染めの頻度を少しでも減らしたい人のために3つの方法を紹介します
明るいヘアカラーにして白髪を馴染ませる
白髪が目立ってしまう理由は、色のコントラストがはっきりついてしまうことが問題になります。
全体の髪色が黒の場合は白髪が目立ってしまい少し伸びただけでも気になってしまいます。
ということは、全体の髪の色を茶色にするなど、少し明るい色に染めることで、白髪が多少あってもあまり目立たないようにすることもできます。
白髪染めだけでなく、髪の毛全体を明るい色にしてみることも検討してみてもいいかも
ハイライトで明暗をつけることで動きをつける
ハイライトとは?
細い髪の毛の束をとって、そこをブリーチして全体より明るくすること
ハイライトは、白髪とうまく馴染んで目立たないようにしてくれます。
そもそも白髪も色が抜けて白毛に見えることもあり、ハイライトを混ぜてうまく馴染ませれば、立体的でオシャレにすることもできます。
最近流行りの白髪染めハイライトは明暗をつけることで白髪をぼかすことになります!
カラートリートメントで白髪を染める
白髪染めができるカラートリートメントを使って染めることもできます。
カラートリートメントは、市販の白髪染めの染料より強くないので、髪の毛のダメージが気になる方は特にオススメです。
使い方も特に難しいことはなく、普通にトリートメントとして使いつつ、徐々に白髪を染めることができます。
ただ、染まるまで回数を使う必要があったりとデメリットもあるから注意してくださいね
白髪を簡単に隠すことのできるおすすめアイテム
- カラートリートメント
- マスカラ、マーカー
お子さんがいる、仕事が忙しいなどの理由から頻繁に美容院に行けない人もいるはずです。
頻繁に美容院に通うことが難しい人のために、白髪を簡単に隠すことのできる商品を紹介させていただきます。
白髪染めカラートリートメントで色をつける
白髪染めカラートリートメントは、髪の毛のダメージを抑えることができ、アレルギーなどの心配もほとんどないので、とても便利なアイテムです。
ですが、染まりにくい、色が抜け落ちるなどの問題もあり使い方が大事になってきます。
使い方はどのメーカーもほとんど同じなので紹介しますね!
カラートリートメントの使い方
- シャンプーをする
- タオルで拭いて水分を取る
- カラートリートメントを塗布する
- 5〜10分ほど放置する
- 色が出なくなるまですすぐ
このやり方はもちろん基本であって間違いということはないですが、さらに染まる方法がありますので紹介しますと。
- シャンプーせずに乾いた状態で塗布する
- 塗布後にラップを巻いて、30分以上放置
シャンプーで濡れた状態でカラートリートメントを使用すると、あまり染まらない場合が多いです。
水分をなくして、乾いた状態で根本からしっかりと塗布するようにすれば、より染まりやすくなります。
また、放置時間を長めに放置することにより、さらに色が入るので1度の効果を高くしたい人には試してほしいです!
1時間とか置く人いますが、それはやりすぎです。笑
30分くらいをベースにしてください!
マスカラ、マーカータイプで1日だけ白髪を隠す
あれ?目立つ白髪が数本あるんだけど!
出かける時に見つけたしまった白髪を隠すのに役立つのがヘアマスカラです!
白髪の量が多すぎるとカバーしきれなかったり、また一時的にカバーするだけで白髪を染めるわけではないのであくまで一時的な対応ですが、持っておくと便利なアイテムになります。
使い方は髪の生え際や、髪の毛の分け目から出ているちょっとした白髪を隠すように色をのせます。
しっかり髪を分けて気になる白髪を露出させ、分け目などは髪の毛を押さえながら色をのせてください。
1か所にべったりつけるとバリバリになってしまうので、少しずつ色をのせると良いです。
まとめ|白髪染めは髪にも頭皮にもダメージを与えるので回数を少なく向き合うことが大切
今回は白髪染めの頻度について解説していきました。
白髪は気になりますが、回数を繰り返すことにより、ダメージが蓄積していきます。
少しでも白髪染めをしなくても済むように対応の仕方もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。