自己紹介
- 表参道で美容師をして10年
- 縮毛矯正・髪質改善に特化した美容師
- 美容家電マニアとして使ったアイロンは数知れず
おすすめのストレートアイロンが知りたい人に向けて忖度なしで徹底的に解説します。
こんな方におすすめ
- おすすめのコードレスヘアアイロンを知りたい人
- 安くておすすめの商品が知りたい
- 美容師の意見を参考にしたい人
女性はいつでもおしゃれがしたいからこそ、持ち運べるヘアアイロンを探している人もいるはず。
コードレスヘアアイロンは買う商品を間違えると、くせが伸びにくかったり使いにくかったりと商品によって良い、悪いがはっきりしています。
情報だけではなく、いろいろなヘアアイロンを使ってきたからこそわかる質感やまとまり感を美容師目線で紹介させていただきます。
購入を考えている人はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
補足
安いコードレスヘアアイロンは他にもありますが、今回紹介する2つ以外であえて紹介する必要を感じませんでした。
2つのどちらかを選択肢にしていただければ失敗も少ないと思います。
コードレスヘアアイロンの選び方
- プレートの種類・素材によってメリットとデメリットがある
- 価格は高いのではなく、安いのでいい
- 2WAY・カールタイプはおすすめしていない
プレートの種類・素材|比較すると特徴がわかりやすい
素材 | テフロン | セラミック | チタン | アルミニウム |
摩擦係数 | 0.05〜0.32 | 0.2〜0.5 | 0.59 | 0.82 |
特徴 | 摩擦が少なくダメージを抑えてたい人にはおすすめ | 熱伝導率が高いのに、安くて耐久性もあるバランスの良さ | 熱伝導率が高く耐久性の高さが魅力 | 価格が安く重さも軽い |
引用:摩擦力と摩擦係数
プレート素材によって、特徴が変わるのですが摩擦係数が少ないほどアイロンの滑りがいい。
つまり摩擦によるダメージを軽減できるヘアアイロンということを理解していただければと思います。
ただ、いろいろなヘアアイロンを使ってきて思うことは「素材がいい=いい商品」というわけではないということ。
メーカーの努力もあり、プレートに特殊加工をしたり、プレートの滑りをよくする工夫がしてあるなど多種多様な商品が発売しています。
摩擦係数はあくまで参考にしていただき、プレート素材の特徴をなんとなくでも知っていただければと思います。
価格は?|高いのではなく安いのでいい
コードレスヘアアイロンに高いお金を払う必要はない
あくまで一個人の意見になりますが、高い商品は買わないでいいです。
理由としましては、コードありのヘアアイロンと比較をするとデメリットが多いからです。
- くせが伸びにくい
- 電池が切れるまでが早い
- 飛行機に持ち込めない商品が多い
など、デメリットを考慮するとコードありのミニアイロンを買う方が圧倒的におすすめです。
となると、コードレスヘアアイロンを使う場面。そもそもおすすめの人がそこまでいないので高いアイロンではなく価格が安い商品でいいです。
補足
買わないでいいとは言いましたが、髪を少しでも痛めたくない人や外出先(コンセントがないところ)で使う頻度が高い人は検討してもいいと思います。
前髪に使いにくい|2WAY・カールタイプはおすすめしていない
ヘアアイロンとカールアイロンが合体している商品をおすすめしない
コードがある、なしに関わらず2WAYをおすすめしていません。
理由としては、火傷のリスクが高くなること、細かい操作がしにくくなるからです。
ストレートアイロンの良さは火傷の心配が少なく前髪に丸みをつけることができたり、外側を持てることによる操作性の高さになります。
コテと融合することによりストレートアイロンの良さが消えてしまうからこそ、2WAYをおすすめしていません。
コードレスヘアアイロンの注意点
- コードありのヘアアイロンと比較をするとくせは伸びにくい
- 飛行機NGなアイロンが多い
コードありのヘアアイロンと比較をするとくせは伸びにくい
コンセントから直接電気を取っているわけではないのでくせを伸ばすパワフルさははっきりいって弱いです。
持ち運びがしやすいのが魅力でもあるからこそ、プレート幅も狭いので時間がかかります。
メインのヘアアイロンとしてではなく、外出先で前髪を直したい人などに使うセカンドアイロンとして検討してほしいです。
旅行に持っていけない?|飛行機NGなコードレスアイロンは多い
軽くて持ち運びのしやすさから旅行に持っていきたい人も多いとは思いますが、飛行機NGなヘアアイロンも多いです!
コードありの場合は機内持ち込み・預け入れともに大丈夫ですが、コードレスヘアアイロンは充電式や乾電池式など空港で引っかかる可能性があります。
ミニマルさが◎|無印良品コードレスヘアアイロン
価格(税込) | 3.990円 |
サイズ | 本体サイズ:約183mm×31mm×68mm |
重量 | 170g |
温度 | 約200℃ |
充電時間 | 約3時間でフル充電 |
使用時間 | 最大25分 |
海外兼用 | ○ |
使った感想としましては。
ここまでミニマルでシンプルなヘアアイロンは他にない。
無印良品らしいシンプルなデザインになっていて、ボタン操作もほとんど必要ない操作性の高さが魅力です。
またポーチもついてくるのですが、無印らしいシンプルなデザインでいい意味でヘアアイロンっぽくないのもいいです。
ただ、温度が200℃固定と使いにくさがあることも事実になります。
温度固定なのは気になりますが、サイズ感、操作性、飛行機◎、価格などを考えたときにおすすめできる商品ではあります。
「ダメージはそこまで気にしないから安くてくせが伸びるアイロン」を探している人には候補にしてほしいです。
関連記事:無印良品コードレスヘアアイロン
本命はこっち|アゲツヤコードレスミニヘアアイロン
価格(税込) | 4,982円 |
サイズ | 約H215×W30×D40mm |
重量 | 158g |
温度 | 160・180・200℃の3段階調節 |
充電時間 | 約4時間でフル充電 |
充電方法 | マイクロUSB |
使用時間 | 160℃・・・約27〜28分 180℃・・・約25〜26分 200℃・・・約23〜24分 |
飛行機 | 内蔵バッテリーのため飛行機は不可 |
使った感想としましては。
コードレスとは思えない仕上がりの良さとくせの伸ばしやすさ。
どうしてもコードレスアイロンはパワフルさ、仕上がりの良さはコードありと比較をすると劣ってしまう商品が多くなっています。
アゲツヤコードレスアイロンもコードありの商品と比較をするとややパワフルさは物足りないですが、他のメーカーが発売しているコードレスアイロンと比較をするとクオリティは高い商品になっています。
デザイン性も可愛らしく、コードレスの持ち運びのしやすさもある。
価格も5000円ということを考えるとコスパは素晴らしいです!
1つ気になるところは飛行機への持ち込み・預け入れができません。
なので、旅行には持っていけないので注意してください。
関連記事:アゲツヤコードレスミニヘアアイロン
結論|安くておすすめのコードレスヘアアイロンは少ないから2つから選んでOK
無印良品・・・飛行機◎ スペックはやや気になる
アゲツヤ・・・飛行機× スペックは素晴らしい
いろいろなコードレスヘアアイロンを使いましたが安くておすすめの商品は本当に少なくなっています。
理由としては使いにくさ、滑りがよくなかったりとちょっと気になる商品が多いから。
そんな中でもおすすめできるヘアアイロンこそ「無印良品」「アゲツヤ」の2つになります。
ただ、あくまでコードレスの中では優秀ということは忘れないでください。
コードありのストレートヘアアイロンと比較をするとパワフルさも使いやすさも気になるのは事実です。
持ち運びがしやすいこと、どこでも使える気軽さがコードレスの良さになります!
2つ目のヘアアイロンとしてはおすすめの商品になりますので、メインほどのスペックはいらないからこそ安くて使いやすい商品を紹介しました。
コードレスよりコードありのミニアイロンもおすすめです!
ランキングでまとめていますのでぜひ参考にしてください。