- 色落ちを早くさせる方法について
- 家でできる方法、美容院に頼る方法について
カラーを早く落としたいんだけど、どうすればいいの?
美容師がわかりやすく解説します!
- カラーを早く落とす方法はある?
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自宅でできることを最初に試していただいた後に、美容院を頼ってほしい
色を確実に落とす方法は美容院に駆け込むことになりますが、薬剤を使うためダメージを伴います。
なので自宅で簡単にできる方法を最初に解説しますので、それでも色落ちがしなくて気になる人は美容院に駆け込んでほしいです。
美容師がわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
最初に伝えたいこと|意識を変えることにチャレンジしてほしい
色落ちを自然に待つ。色落ちの過程すら楽しむ意識に変えること
ん?意識を変えることってどういうこと?
何かをすることは髪のダメージにつながるので「何もしないこと」が1番です!
色を落とすにしろ、色を変えるにしろ髪のダメージにつながります。
何もしないで済むならそれが1番いいんです。
というのも、カラーはだんだんと抜けていきます。
お願いした色より、かなり暗くされた場合や、理想と全然違う場合は難しいかもしれませんが髪色によっては時間ともに色落ちしていきます。
暗くされたわ。でも時間たてば色落ちるし、我慢しよう!
くらいの気持ちにもっていくのが1番良いです。
何かをする前に気持ちを切り替えていただくことがおすすめになります。
この後は実際に色落ちをさせる方法を解説していきます!
自宅でできる方法|洗浄力の強いシャンプーを使って早く色落ちさせる
種類 | 洗浄力 | 代表成分 |
---|---|---|
高級アルコール系 | 強 | ラウレス硫酸Na ラウリル硫酸アンモニウム |
アミノ酸系 | 弱〜中 | ラウロイルメチルアラニンNa ココイルグルタミン酸TEA ココイルメチルタウリンNa |
ベタイン系 | 弱〜中 | コカミドプロピルベタイン ラウラミドプロプルベタイン |
PPT系 | 弱 | ココイル加水分解ケラチンK ラウロイル加水分解コラーゲンNa |
石鹸系 | 強 | 石けん素地 カリ石けん素地 |
洗浄力を決める界面活性剤にも色々な種類がありますが、それぞれ個性が違うので「髪質や悩みに合う洗浄成分」があります。
カラーを早く色落ちさせるときには洗浄力が強いシャンプーで色落ちを早めるのが大切になります。
ちょっと意味がわからないからもう少し教えてほしいな
洗浄力が強いということは髪の負担が大きいということ。
つまり、あえて負担をかけることによりカラーの色落ちはしやすくなります。
逆にアミノ酸系シャンプーのように髪の負担が少ないシャンプーは色持ちが良いのでおすすめはできません。
色落ちをさせることだけを考えたら洗浄力が強い市販シャンプーをおすすめします。
カラーを落としたいが目的ならどんどん負担をかけましょう!
ヘアカラーをさらに早く色落ちを早くしたい人は石鹸シャンプーも検討してほしい
髪はアルカリ性でキューティクルが開いて、酸性でキューティクルが閉じる性質を持っています。
石鹸シャンプーはアルカリ性なのでキューティクルが開く。つまり色落ちが早くなります。
ただ、注意点としましては髪がきしむのでゴワゴワします。
色落ちは早くなりますが、使用感がよくないのであまりおすすめはしていないですが参考にしてください
シャンプーでより早く色を落とすなら染めた後にシャンプーの回数を増やす
洗浄力の強いシャンプーで回数を増やすことでさらに色落ちを早める
質と量の同時に攻めるのが1番早いです。
ただ、過剰にやりすぎると皮脂を取りすぎてしまうのでやりすぎには注意してください!
美容師さんにお願い|ヘアカラーかブリーチをして色落ちを早めてもらう
自分でなんとかしようと頑張ったけど、色落ちしなかったな
最終手段として美容院でヘアカラーしてもらうことも検討してください
なぜ最終手段にしてほしいかというと、カラーの染料を取るときにときに脱染剤というもの使います。
ヘアカラーを使うと色が髪の内部に入っている状態になりますので、一度色を取り除く必要があるので脱染剤を使うことで色落ちをさせます。
最終手段にしてほしい理由としては、使う脱染剤やパワーにもよりますが負担がかかるものが多くなっているのでできれば使いたくないですし、使ってほしくないです。
色落ちすることはしますが、髪のダメージを考えるとおすすめがしにくいのが本音になります
ヘアカラーは早く落ちるけど、おすすめしない方法
- 市販のヘアカラー剤やブリーチ剤を使ってのカラー落とし
- シャンプーのやりすぎ
ヘアカラーを落とす上でおすすめではない方法も解説していきますね!
市販のヘアカラー剤やブリーチ剤を使ってのカラー落とし
カラー剤を使った色落としをセルフカラーでやるのはNG
「色を落とすならカラー剤=ブリーチ」と考えるのは危険すぎます!
色をなんとかしたいからセルフカラーでなんとかしないと!
と考えて染めることで、さらに色ムラになる可能性もありますし、髪のダメージはさらに大きくなってしまいます。
ヘアカラーで髪色を直す場合は美容師に頼ることが必須なので注意してくださいね
シャンプーのしすぎによる頭皮の乾燥と髪のダメージ
先ほど、シャンプーを繰り返すほどによって色落ちが早まると言いましたが過剰にシャンプーすることはおすすめではありません。
というのも、頭皮の皮脂を過剰に落としすぎてしまうことによる乾燥と髪へのダメージが大きくなるからです。
シャンプーを繰り返すといってもやりすぎには注意してくださいね
アドバイス|美容師を変えることも考えてほしい
ヘアカラーの失敗は美容師側に問題がある可能性がある
美容師目線になりますが、カラーの失敗は美容師に責任があります。
理想の髪色になったということはイメージが共有できていません。
カウンセリング不足なのか、カラー剤の選定ミスなのかはわかりませんが、どっちにしろ美容師が側の問題が大きいと思っています。
いろいろな美容師がいますし、こだわり方も違います。
いい美容師を探すことが1番大切なことではありますので他の美容師を探してもいいと思いますよ
結論|ヘアカラーを早く色落ちさせるなら段階を踏んで対応することが大切
- 意識を変える
- 洗浄力のあるシャンプーを使う
- シャンプーの回数を増やす
- 美容院に駆け込む
カラーを落としたい人に向けて美容師が本気で解説しました。
カラーを落とすということは何をするにしろダメージがかかってしまいます。
なるべく髪のダメージがかからないためにやってほしいことをまとめたので、ぜひ参考にしてください!