- 青髪の作り方は2種類ある
- 色落ちの仕方を毛束で解説
- 色落ちさせないためにできること
青髪にしたいけど、全然知らないな
美容師が青髪についてわかりやすく解説していきますね
青髪はビビットカラー(派手髪)が好きな人なら一度はしてみたい人気色になります!
ただ、軽い気持ちでできるほど簡単な色ではないですし、色落ちの過程で緑になったりと理解してほしいポイントはあります!
これから青髪を楽しみたい人に向けて青髪の作り方や注意点。
さらに色落ち対策の方法もあわせて解説していきますのでぜひ参考にしていただければと思います!
ぜひ青髪を楽しんでください!
【この記事の著者】
「ヘアカラーをもっと楽しく。」をテーマに、ヘアカラーに関する役立つ情報を届けるメディア。
実際に使用した商品のみをレビューすることをポリシーに掲げ、忖度なしのレビューを届けます。
【監修者】
- 表参道で美容師を10年
- ヘアケア商品が大好きなヘアケアマニア
- ”実際に使った商品のみ”をレビュー
- 価格.comマガジンの公式ライター
- 運営者情報はこちら
※監修者は商品の推薦ではなく、「商品検証」「選び方」について監修しています。
合同会社LICは、日本毛髪科学協会・厚生労働省・消費者庁の発信する情報を基に、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。
青髪に染める方法は2種類ある
- ヘアカラーで青髪を作る
- カラーバターで青髪を作る
青髪を染める方法は2つあります!
ヘアカラーとカラーバターは同じ青でも染まり方や色落ちの仕方など違うことばかり。
わかりやすいように青髪にする方法と青髪の色落ちについて毛束を使い解説します!
ブリーチが必須|青髪にするにはベース作りが大切
大前提として知っておいてほしいことは、青髪にするにはブリーチが必要です。
髪の明るさで例えるなら、15レベル以上ないと青髪に染まりません。
そのため、髪質によってはブリーチ1回では難しいので1〜3回ほどブリーチをして、ベースを作ることが大切になります。
しっかりブリーチで色を抜かないと緑に染まってしまう原因にもつながりますので注意してください!
青髪にするならブリーチを使って染める前のベース作りが大事!
ヘアカラーで青髪にする方法
ヘアカラーで青髪にするには補色を上手に使う必要がある
補色とは反対同士の色を指します。
ブリーチした髪は金髪なので「黄色」
金髪を黄色とした場合に、打ち消す反対色が紫になります。
つまり、ヘアカラーで青髪にするには以下のような色の配合になるんです。
染めたい色の青+補色の紫
紫が入ることで黄色が打ち消され青がキレイに染まります。
青と紫の比率については、ブリーチの抜け具合で変わってきますが、大まかな目安として「青8:紫1」くらいにするのがおすすめ。
実際に「青8:紫1」の比率で毛束を染めた画像がこちら。
ブリーチで15レベルまで抜いて染めるとこれくらいの青髪に染まります!
ただ、注意点もあるのでお伝えしますと。
【注意点】
- 補色の紫がないと、青髪が若干緑っぽくなる
- 時間を置きすぎると色が濁る可能性がある
ヘアカラーで青髪にする場合は補色を理解しないといけなかったり、やや難しいかもしれません
補色を使わなくてもよくなる方法がある?
それこそがムラサキシャンプー(ムラシャン)を使って黄ばみを抑えることになります。
ブリーチ後にムラシャンを使うことで、少しずつではありますが黄ばみを抑えてくれるので紫のカラー剤を使わずに青髪に染めることが可能になります。
補色が必要なくなるわけではありませんが、1つの選択肢として覚えておいてほしいです!
カラーバターで青髪にする方法
明るさがあるならヘアカラーより簡単に青髪にすることが可能
カラーバターも15レベル以上の髪の明るさが必要になってきますがヘアカラーより簡単に染めることができます!
理由としては2つありまして。
- 色素が濃いので補色をしなくてもしっかり染まる
- ヘアカラーと比較をすると放置時間が厳しくない
ヘアカラーでは必須の補色の紫についてですが、カラーバターは色素が強力なので15レベル以上あれば使わなくても染まります。
より正確に安全に染めるなら紫を使ってあげるとより効果的ではありますが、準備ができない場合は無理に必要ではありません!
実際にカラーバターを使って染めた青髪がこちら。
ヘアカラーよりもビビットに青が染まり、ペンキのようにはっきりと発色するのが特徴です。
発色の良さと使いやすさが魅力なのでセルフカラーで使うのもおすすめ!
青髪は色落ちしたら汚いの?
- ヘアカラー・・・徐々に金髪に近づいていく
- カラーバター・・・緑っぽさが残る
ヘアカラーとカラーバターで全然違います!
色落ちの過程も大切なので2つの色落ちの違いについて解説します。
青髪の色落ちは?|ヘアカラーの場合は金髪に近づいていく
ヘアカラーで染めると青髪の色落ちは、徐々に金髪に近づいていく
ヘアカラーはシャンプーをしていくと徐々に色が落ちていくのが特徴!
メリット・デメリットをまとめます!
青髪の色落ちは?|カラーバターの場合は緑になる可能性が高い
緑色になって、金髪にはならない
ヘアカラーのようにキレイに色落ちすることはなく、緑っぽさが残ります。
さらにカラーバターの場合、ここから何度シャンプーしてもこれ以上色落ちしません。
メリット・デメリットをまとめます!
色落ち対策は?|青髪を長く楽しむ方法
- ヘアカラー・・・カラーシャンプーで色を入れる
- カラーバター・・・もう一度染め直す必要あり
ヘアカラーとカラーバターで全然違います!
色落ち対策についてもヘアカラーとカラーバターでは全く変わってきますので解説していきます!
色落ち対策|ヘアカラーの場合はカラーシャンプーで青を足していく
ヘアカラーで青髪にしたときの色落ち対策は、カラーシャンプーで色を足していくことになります。
青髪が色落ちをしてきたら定期的に使うことによって、色を足してくれるので青髪を長く楽しむことができます!
ただ、青髪用のカラーシャンプーはあまり種類が多くないのが難点。
選択肢が少ないので、もっと増えてほしいですね
色落ち対策|カラーバターの場合は染め直す必要あり
カラーバターの色落ち対策は基本的にないです。
カラーバターの場合は、色落ちしたらもう一度塗り直すしかないんです。
ヘアカラーの色落ち対策みたいにカラーシャンプーを使っても効果はかなり低いので、色落ちしてきたら色を重ねていくことが最善策になります!
同じ色を重ねる場合はブリーチは必要ありませんので、本当にもう一度染めるだけでいいので注意点はないです!
カラーバター自体に髪へのダメージはないので塗り直すだけなら気軽に染めることができるのもポイント!
結論|青髪はちゃんと向き合えば汚くならない
染め方 | メリット | デメリット | 色落ち過程 | 色落ち対策 |
---|---|---|---|---|
ヘアカラー | カラーチェンジがしやすい | ・色落ちが早い ・セルフカラーには向かない | 徐々に青が抜けていく | カラーシャンプーでOK |
カラーバター | 色持ちがいい | カラーチェンジがしにくい | 緑になる可能性が高い | 染め直す必要あり |
- ヘアカラーで青髪を作る
- カラーバターで青髪を作る
青髪にするには2つの方法がありますが、メリット・デメリットはそれぞれにあります!
色落ちの過程や対策をしっかり知っていると長く青髪を楽しむことができますので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです!
素敵なヘアカラーを楽しんでください!