- ブリーチが失敗する原因について
- ブリーチの失敗例を6つ紹介
ブリーチしたら、色ムラになっちゃった、、、
ブリーチは難易度が高いので、失敗する可能性が高いんです
特にセルフブリーチをした人に関しては、色ムラやダメージが深刻で結局美容院で直してもらう人もたくさんいます。
髪質や髪の状態に合わせて、塗り分け・塗布時間など気をつけることが多いため素人が適当に染めるのは本当にやめてほしい!というのが美容師の本音です。
- なぜセルフブリーチをおすすめしないのか
- ブリーチの失敗例はどのようなことがあるのか
ということについて解説していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
セルフブリーチは失敗しやすいし、髪へのダメージが大きいので注意が必要
- 均一に塗布することが難しいので色ムラができやすい
- 市販のブリーチ剤は”誰が使っても明るくなる”ように作られている
- ヘアカラーやパーマの履歴に合わせて塗り分けができないからムラになりやすい
ブリーチは美容師でも気を遣う難易度の高い施術になります。
髪質や状態によって塗布量、放置時間、塗り分けをする必要があるなど考えることが多いです。
ということを踏まえて、なぜセルフカラーが失敗しやすいのかを美容師目線で解説していきます。
いかにセルフカラーをしてほしくないか伝わると思います。笑
均一に塗布することが難しいので色ムラができやすい
均一に塗れないことから、明るさのムラができてしまう
セルフブリーチが難しい理由としては、ブリーチは塗った瞬間から脱色が始まります。
塗る時間が長くなるにつれて、時間差で色ムラになる可能性が高いのでいかに塗布スピードを早くするかが大切になります。
あまりに時間がかかると最初と最後で全然仕上がりが違うことになることもあります。
セルフブリーチをする際は、とにかくスピードを意識して塗るようにしたほうがいいかもね
市販のブリーチ剤は”誰が使っても明るくなる”ように作られている
市販のブリーチ剤で1番の問題は脱色力が強すぎる
市販のカラー剤でも同じことが言えるのですが、市販カラー剤の1番やってはいけないことは「染まらないこと、色が抜けないこと」
なので、誰が使っても変化がわかるように作っているのでパワーが強すぎる商品になっています。
誰が使っても明るくなると聞くとちょっと怖くなるね
髪質に合わせてパワーを変えることが本当は必要ですからね
ヘアカラーやパーマの履歴に合わせて塗り分けができないからムラになりやすい
美容室とセルフの決定的な違いは塗り分け
塗り分けってどういうこと?
髪質やダメージレベルに合わせて塗布量と時間をコントロールすることで仕上がりをよくしているんです!
髪は毛先に近づくほど傷んでいて、根元に近いほど傷んでいません。
同じように塗ると、毛先に必要以上にダメージを与えてしまう原因にもつながります。
美容師は、髪の状態に合わせてブリーチをしているので痛みを最小限にすることができますがセルフブリーチの場合は塗り分けをすることが難しくダメージは大きくなります。
セルフブリーチは色ムラにもなりやすく、ダメージも大きいのでおすすめができません
ブリーチを失敗するとどうなるの?|失敗例を6つ紹介
- 色ムラになってしまい汚い髪色になってしまった
- 髪の毛がチリチリになってしまいビビリ毛になった
- 髪色が緑色になってしまった
- 毛先だけが暗くなってしまった
- 根元だけ明るく、逆プリンになってしまった
- 黒染めをしていたために、明るくならないしムラになる
ここではセルフカラーに限らず、ブリーチをした際にどのような失敗があるのかを紹介していきます。
失敗する原因と、直し方も紹介しますので参考にしてください!
ブリーチの失敗①|色ムラになってしまい汚い髪色になってしまった
失敗する原因は?
色ムラになる原因で最も多いのが塗布時間の遅さです。
というのも、ブリーチは塗ったところからどんどんと色が抜けていくので最初に塗ったところと最後に塗ったところの時間差が長いほど色ムラになります。
セルフブリーチをするなら、塗ることだけに集中して少しでも早く全体を塗り終わるように意識してほしいです
直す方法は?
色ムラを完全に直す方法はありません。
一度明度差がついてしまうと完全に色ムラを直すことは難しいのが現状です。
ただ、色ムラをわかりにくくする方法がありますので紹介させていただきます。
色ムラをわかりにくくするには、できるだけ暗い色で染めることです。
色ムラは明るければ明るい色ほど目立つので、色を暗くすることに明度差をなくし馴染ませる方法が1番安全かつ、わかりやすいです。
明るくしたのに、暗くしないといけないのか、、、
汚い印象よりはいいかと、、、思い切って6〜7レベルの暗めの色で染めてみるのがおすすめかもしれません
ブリーチの失敗②|髪の毛がチリチリになってしまいビビリ毛になった
失敗する原因は?
ビビリ毛ってなんなの?
電気が走ったみたいにチリチリした状態のことを言います!
ビビリ毛は髪が耐えられないほどのダメージが加わった時に起こる現象なので、よっぽどのことがないと起こりません。
ブリーチは髪へのダメージが大きいので、髪の状態によってはビビリ毛になる可能性があります。
特にセルフブリーチはダメージがさらに大きいので、人によっては取り返しのつかないことになる可能性もあります。
過度なブリーチや普段からアイロン使う人は、チリチリになるかもしれないので、注意してほしいです
直す方法は?
ビビリ毛を直すことは基本的に不可能です。
髪が耐えられないほどのダメージが加わっているので、前の状態まで持っていくことは難しいです。
ただ、薬剤の力を使ってビビリ毛を少しでも改善するために日々勉強を重ねている美容師もいます。
美容師の中でもほんのひと握りしかいませんが、ビビリ毛に特化した方もいるので、どうしても我慢できない場合は相談してみてもいいかもしれません。
高度な技術を要するので、よっぽどケミカルが好きな人しかできないです
ブリーチの失敗③|髪色がオンカラーで緑色になってしまった
失敗する原因は?
- アッシュ系を使ってる
- ブリーチの脱色不足
ブリーチが甘くて、アッシュにすると緑色になる可能性が高いです。
「シルバーにしようとしたら緑色になった!」という話は本当に多いです。
綺麗なアッシュを入れるならブリーチで色をキレイに抜くことが大切だから注意してほしいですね
直す方法は?
- ブラウン系の濃い色を重ねる
- ブリーチをもう一度して色を抜く
ブリーチして明るくなった髪をブラウンで消すか、ブリーチをして色を抜くか。
どっちにしろ理想と違うことは必須です
ブリーチの失敗④|毛先だけが暗くなってしまった
失敗する原因は?
毛先だけ暗くなるのは、過去のカラー履歴が原因です。
いままでのカラー履歴や状態によって適切に塗り分けをしないとキレイな色を楽しむことは難しいです。
美容師は少しでもキレイな髪色を楽しんでいただけるように考えることが多いです
直す方法は?
どのくらい暗くなったかによって変わりますが、黒に近いほど暗くなった場合は切ることも検討してください。
というのも濃い染料が中にしっかり浸透していると時間が経っても色がなかなか落ちない可能性もあります。
薄い場合はシャンプーを繰り返すことにより少しずつ色落ちしていきますが判断が難しいところですからね
失敗を防ぐならカラーの上手な美容師に頼むほうが間違いないね
ブリーチの失敗⑤|根元だけ明るく、逆プリンになってしまった
失敗する原因は?
- ブリーチの塗り方が下手かも
- カラー履歴に合わせて塗れていない
カラー剤は熱を加えるほど、明るくなる特徴があります。
つまり、頭皮に近くなるほど体温で色が明るくなりやすいので根元付近は時間差で塗り分けることで毛先の色に合わせる必要があります。
ブリーチの塗り分けが上手でないと根元からどんどん明るくなっていき、逆プリン状態になります
逆プリンになるもう1つの理由が過去のカラー履歴に合わせていないこと。
暗いカラーを以前にしている髪は、内部に濃い染料が残っていてブリーチをしても抜け切らない可能性があります。
過去に暗いカラーをしている場合は、セルフブリーチをするとほぼ失敗しますね
直す方法は?
根元の明るい部分だけオンカラー(色を重ねる)して暗くするのがおすすめ!
ただ、毛先に塗りすぎると暗くしたくないところまで暗くしてしまう可能性があるため、塗る範囲には注意してください。
自分で塗るのが怖い場合は美容師に相談しましょう
ブリーチの失敗⑥|オレンジ?黒染めをしていたために、明るくならないしムラになる
失敗する原因は?
黒染めしている髪を明るくするのは本当に大変です。
染料が濃すぎるので、ブリーチをしても完全に抜き切ることができず、色ムラの原因や理想の明るさまでならない原因になります
黒染めをしている髪は、美容師目線でも苦戦するほど大変です
直す方法は?
黒染めを直すことは難しいので、ブリーチの得意な美容師に相談してできることをするのがおすすめ。
理想の明るさまでどのような流れで持っていくのかを知ることができるため、髪にとっていい選択肢を提示してくれるはずです。
セルフブリーチは諦めて美容室に行くのをおすすめします
ブリーチで失敗しないために大切なことは「カラーの上手な美容師」を探すこと
ブリーチで失敗しないためには美容師選びが大切
ブリーチはセルフですることはやめてください!取り返しがつかなくなる可能性があります!
ブリーチはダメージの大きい施術になるので、セルフで染めることは本当にやめてほしいです。
また、ブリーチの上手な美容師にお願いすることで、失敗する確率はかなり減らすことができます。
SNSで検索をして、ブリーチ推しの美容師を見つけていただくことが大切ね!
まとめ|セルフブリーチで失敗しないことは難しい
今回はブリーチの失敗について解説していきました!
ブリーチの失敗例を見ていただけるとわかりますが、ブリーチは失敗する可能性が高い施術になります。
失敗例
- 色ムラになってしまい汚い髪色になってしまった
- 髪の毛がチリチリになってしまいビビリ毛になった
- 髪色が緑色になってしまった
- 毛先だけが暗くなってしまった
- 根元だけ明るく、逆プリンになってしまった
- 黒染めをしていたために、明るくならないしムラになる
だからこそ、ブリーチの上手い美容師にお願いすることで少しでもキレイな髪色を手に入れることができます。
髪は一度痛むと治ることはないので、いかに痛めないかが重要になります。
ブリーチの失敗がなくなるようにまとめましたので、ぜひ参考にしてください!